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MS-Access2000超入門部屋--基本操作を考える |
データベース | テーブル | フォーム | クエリー | レポート | マクロ&仕上げ |
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2)「所属」が"さくら組"のレコードだけ取り出してみる。
じゃ、ふたつめのクエリー作ります。やっぱり「社員テーブル」をもとに作りますね。途中までは同じです。
あ、たまーにあるんですけど、
「フィールドの一覧がなくなった!!!!!」(黄色い声)
っていう人、います。ちょっと注意してくださいね。
下の画面をよく見ていただくと・・・。画面の真中に、横方向のスクロールバーがあるの、おわかりいただけますよね。
スクロールバーを元の位置に戻せば、ちゃんと見えるようになりますから慌てずゆっくり操作してください。
では改めまして。
今回は、「さくら組」だけ抽出できればいいんですけど、どうしようかな。フィールドは全部表示させましょうかね。
ぜんぶのフィールドを選ぶときの方法はいろいろあるんですけど・・・例えばですね。
上段のフィールドの一覧の中から、まず「社員番号」をクリックすると、社員番号だけ青くなりますよね(青じゃない人もいるかもしんないけど)
そのあと、キーボードのShiftっていうキーを押しながら、「くさや」をクリックするんです。
そうすると、全部青くなりません?
なったら、青いとこどこでもいいですからそっと下段に向かってドラッグします。「フィールド:」ってとこに・・・。
あるいは、フィールド一覧の一番上に「*」って記号がありますよね。
これって、「このテーブルの中のフィールド、とりあえず全部」っていう意味なんです。
これを下の段にドラッグしてってもいいですよ。
あ、テーブルの名前が長いとちょっと見にくいっすね。
左の図で行くところの赤い丸印のあたりをドラッグすると、横幅調節できますから、見やすい横幅に調節してってください。
上のどっちの方法でもいいんで、とにかく全フィールド選びましょう。
全フィールド選ぶことがわかってても、下の段に何にも選ばれてないとクエリーとして成り立ちませんので・・・。
で、あとは「所属」の抽出条件を加えれば完成。「さくら組」と入力します。
勝手にダブルコーテーションがつきますけど、これはこれでいいんです。
ダブルコーテーションの意味、お話しましたっけ?
"さくら組"・・・・>「さくら組」という文字列である。
[さくら組]・・・「さくら組」というフィールド名かオブジェクト名である。
と、みなされます。まあ、だいたいうまいことAccessがやってくれるんですが、この辺意識して入力するようにした方がよいのかもしれないですね。
ちゃんと記号で囲まないと、勝手に解釈されちゃうこともありますから・・・。
*を利用した方は、下のようにしてください。「所属」を右側に選んで、そこに抽出条件を指定します。
では、試してみましょう。データシートビューに切り替えて、結果を見てみましょう。
これがさくら組の面々です。
すごいですねぇ・・・。そうそうたるメンバーです。
でました?
これで完成っすよ。簡単ですよね。
あ、下のように「さくら組が2回出ちゃう」って人、います?「*」使ってる方はそうなると思います。
なんで2回出てくるかは、お分かりですよね???
別に問題はないんですけど・・・ふたつもいらないですよね。じゃ、そういう場合は・・・。
左の図で行くところの、赤丸部分をクリックしてください。
たまにね、クエリーの中では「抽出条件を指定したいがためだけのフィールド」ってのもあるんですよ。
表示させたくないときは「表示」って欄をオフにしてやるんです。
こういう操作もちょっと頭に入れとくと役に立つかもしれないです。活用してみてください。
んじゃ、勢いに乗ったところで、「ゆり組」だけ抽出されるよう変更してみましょう。
どこを変えればいいかは・・・わかりますよね。大丈夫ですよね。
出ました?
んじゃ今度は、「うめ組」を抽出してみましょうか。
あ?あれ???何も出てこない。。。なんで???
そりゃ、「うめ組」なんかないからです(笑)
ないものは、出しませんよね。
と、こんなことにならないように、テーブルの中のデータの様子はしっかり把握しとかなきゃなりません。
「スイス銀行に1千億円以上の預金がある利用者のリストを出したい」って思ったって、出せないでしょ。
出せないのはAccessがしょぼいから?違いますよね。そんなデータベースが手元にないからです。ないものは出せない。
だから、テーブルってすごく大事なんです。ない袖は振れませんから・・・。