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MS-Access2000超入門部屋--基本操作を考える |
データベース | テーブル | フォーム | クエリー | レポート | マクロ&仕上げ |
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■クエリーを作る前に■
さて。
テーブルの中にはいろんなデータがたまっていきます。はっきりいって、テーブルというオブジェクトは、物理的にデータをためるだけです。だから、中には雑多にデータが突っ込まれてるだけ。開けば「主キー」の順に並んで表示されることはされますけど、基本的にこちらの意図どおりにレコードを並べ替えたりするためのものではない、と、すっぱり考えてください。
で、どうするかというと・・・このテーブルを元にクエリーというオブジェクトを工夫して作ることで、こちらの意図どおりのデータを取り出すことができるようになるんです。
Accessに限らず、なんでもそうなんですけど、最終的に「物理的にデータがたまるところ」というのが必ずあります。
Accessの場合は「テーブル」です。
これはもうみなさん、だいたいイメージできてるんじゃないかと思います。
フォームにはデータはたまりません。フォームを通じて入力したとしても、そのフォームが元にしてるテーブルに、データはたまっていくのです。
だから、一番大事なオブジェクトなんですよ。テーブルって。
Accessのようなデータベースソフトの指名は、大きく分けて、すっごく大きく分けてふたつあります。
1)データを入力して、ためておく。
2)たまったデータから、必要なデータだけ取り出す。
どんな難しいデータベースだって、基本はこのふたつですよね。ここまで大まかにイメージできるようになれば、Accessを自由に使いこなせるようになったも同じですよ。イメージ、湧きますか???
んで、Accessの場合、2)の部分を実現するために作るのが「クエリー」です。
じゃ、ちょっと「イメトレ」しましょうか(笑)ちょっと横に長いページになっちゃって読みにくいかもわかりませんが・・・。
たとえば、こんな感じのテーブルがあって、データが日々たまっていくものと仮定します。
で、このテーブルから、データを取り出すわけなんですが・・・。まず、基本は3つあると思ってください。
(1)基本その1 必要なフィールドを選ぶ
→
「担当者」と
「売上」だけ
見たい
(2)基本その2 条件を満たしたレコードだけ取り出す
→
「担当者」が
"モロボシダン"の
レコードだけ
→
「売上」が
1,000,000以上の
レコードだけ
(3)基本その3 並べ替える
→
「顧客名」順に
並べたい
→
「売上」の
多い順に
並べたい
どうでしょう。
ちょっとわかりにくいかな・・・。
左側の表から、右側の表を取り出すために、「売上の多い順にならべたい」とか「モロボシダンだけ取り出したい」とか、いろんな条件を作るわけなんですけど、この条件のことを「クエリー」と呼びます。Queryですね。意味としては「データベースへの問い合わせ」といった感じになりますか。
まあ、そんな小難しいことはどうでもよくって、要するに上のようなイメージを思い描くことができるようになればオッケーということです。
もちろん、もっといろいろあるんですけど・・・でも、基本は上の3つです。
基になるテーブルから
・どのフィールドを
・どういう条件で
・どういう並び順で
(別にこんな大きな字にしなくてもいいんだが)取り出すか?????????ということを書き記したオブジェクトのことを「クエリー」と呼びます。
なれちゃえば作り方自体は簡単なんですけど、この辺イメージできないと、多分何やってるかワケがわかんないんじゃないかと思うんです。
もとのテーブルの中のデータの内容を把握して、そこからどういうデータだけ取り出したいのか・・・その辺イメージできるようになれば、もうしめたもんですよ。
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