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MS-Access2000超入門部屋--基本操作を考える |
データベース | テーブル | フォーム | クエリー | レポート | マクロ&仕上げ |
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ちょっと横道にそれちゃいますけど・・・。
例えば、「売上が100万円以上のひとだけ」ってときはどうするかっていうと・・・。
ってすればいいんです。あ、これじゃ「100万円を超えてる人」か。
100万円以上、ってことは、>=かな。>と1000000の間にイコール付けてください。全部半角ですよ。
>=1000000には、""が付かないですよね。これは、文字列じゃなくて、数値と演算子であると、Accessが理解しているからです。
全角で入力すると、下のようになっちゃいません?
これだと、「100万円以上の売上の人」ってことじゃなくて「売上のフィールドに>=1000000って入力されてる人」って意味になっちゃいます。
違い、わかりますよね。
また、下のように、ただ1000000とだけ入力してると、「売上が100万円ジャストの人」って意味になります。こういう抽出が必要になる場合もあるのかな・・・。
あと、「売上が100万円から300万円までの人」って場合は、こんな方法もあるんです。
Between 値1 And 値2 って書きます。値は""で囲んだ方がよいかな・・・。ちょっと高度な技ですね。
で、最初に戻って、>=1000000って入力して、このクエリー開いてみると・・・。
出ます?ちゃんと抽出されてますよね。
この辺、他にもいろんな技があるんです。元のテーブルにさえしっかりデータが揃ってれば、いろんな抽出ができそうですよね。
でもとりあえず今日はこの辺で。少しずつ理解を深めていきましょう。慣れるまで、あまり欲張ってはいけませんぞ。
では、このクエリー、もともとの目的である「さくら組のみ抽出する」という状態に戻して・・・。なんか適当な名前を付けて保存してください。で、閉じましょう。
3)「名前」をあいうえお順に並べ替えてみる。
では3つめの課題です。今度は並べ替え・・・。
じゃ、「社員テーブル」から「社員番号」「名前」「売上」の3つのフィールドを表示するクエリーを作ってください。
んで、上の図のように、「名前」のフィールドの「並べ替え」って欄をちょっと操作します。
昇順:小さいもん順。あいうえおの場合、「あ」が一番小さい。
降順:大きいもん順。あいうえおの場合・・・「ん」が一番でかいのかな。
昇順を選んでみましょうか。んで、クエリー開いてみてください。
さて、どうでしょう。
並んでます?
全部カタカナだといいんですけど、これが漢字だと、正直言ってどういう順番に並ぶかわからないです。
漢字って、いろんな読ませ方するじゃないですか。だいたい「音読み」の代表的な読み方の順に並ぶみたいですけど・・・。
名前の順に並べ替える必要がある場合は、必ず元のテーブルに「フリガナ」のフィールドを設けて、カタカナかひらがなで統一した入力をしておく必要がありますよね。
これも、テーブル設計の大切さのひとつです。ない袖は振れませんから、やっぱこの辺まで考えてしっかり設計しておかないと・・・。あとあと苦しくなりそうですよね。
もちろん、並べ替えですから、数値の方が得意です。
売上の多い順に並べてみると・・・。
並んでますよね。
もちろん、ここで数値を書き換えてやれば、並び順は即座に変わりますよ。
だれかの売上金額を極端に減らしてみるとかしてみてください。
・・・・。
か、変わんないっすね・・・。
いや、実は内部的にはもうこれで変わってるんです。
が、データシートビューとかフォームみたいな表示って、基本的に「開いたときの状態を保持」するもんなんです。
抽出条件とか並べ替えの様子が変わったとしても、そのままじゃ新しく並べ替えて表示しなおしてはくれないんですよ。
「再クエリー」っていう操作につながってくるので、いずれこの辺何度かお話することになるんじゃないかとは思うんですが・・・
とりあえずどうすればいいかっていうと、一度デザイン画面に戻って、もう一度そのままデータシートビューに切り替えてみてください。
変わりました?
この辺、ちょっとした「慣れ」が必要になりますね。
とにかくいろんなクエリーいっぱい作ってみて感覚つかんで、じゃあ実際自分で作りたいデータベースの中でどういうクエリーが必要になりそうか・・・じっくり考えていってください。
ほんと、これだけじゃなくて、もっともっといろんな可能性がありますから・・・。
んじゃ、とりあえずこのクエリーにもなんか名前を付けて保存しましょう。
あー、今日は練習ですので、「あいうえお順」に戻していただいても、このまま「売上の多い順」のままでも、どちらでもよいです〜(なんていい加減な)