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 MS-Access2000超入門部屋--基本操作を考える
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■クエリーを作る 1■

ええと、わたしの手元にある「社員テーブル」は、今、こんな感じになってるんですけどモ・・・。みなさんのはどうですか??
改めて、テーブル開いて見てみてください。
え?テーブル開くってどうするんだっけ??ですって??????きー!それくらいもう慣れちゃってくださいよっ。
データベースウィンドウの中から社員テーブルをダブルクリックすれば、中身開いて出てきますよ。いちおう眺めておいてください。

だだーん。
もちろん、みなさんのテーブルの中身は、まったく同じじゃないと思いますよ。同じにする必要はないですからね。
でも、30件くらいはなんかしらデータが入ってた方が、クエリー作る練習には好都合っす。2件とか3件じゃ、かえってわかりにくいかも・・・。

さて、では、イメージしてください。

・「所属」と「売上」だけ取り出してみる。

・「所属」が"さくら組"のレコードだけ取り出してみる。

・「名前」をあいうえお順に並べ替えてみる。

この3つ、挑戦してみましょう。
上のテーブルの中から、どういうデータが取り出されるか、結果をイメージしてみてください。
イメージできました??んじゃ、クエリー、作ってみましょうか。がんばりましょう!


フォームやテーブルと同じ段取りで、データシートビューから「クエリーの新規作成」を選びます。
この辺の操作は大丈夫ですよね。慣れてくるとどうってことないでしょう。

「デザインビュー」が選ばれてること確認して、OKボタンをクリックしましょう。

今回、いちおう練習ってことで、3つほどクエリー作ってみますね。ささっと段取り慣れちゃって下さい。
ではひとつめ。「社員テーブルの中から所属と売上のフィールドだけ表示させるクエリー」です。

1)「所属」と「売上」だけ取り出してみる。

まず、なんかテーブルの一覧みたいなのが手前に出てきません?
「社員テーブル」から選び出すクエリーなんだから、この中から社員テーブルを選びます。
ダブルクリックするか、右の「追加(A)」ボタンをクリックしましょう。

すると・・・ちょっとわかりにくいですけど、リストみたいなのが画面の後ろ側っぽいとこに選ばれて出てきた・・・って感じ、しません?

これでオッケー。で、右側の「閉じる(C)」ってボタンをクリックして、テーブルの表示のウィンドウだけ閉じます。

ここまでの操作は、どんなクエリー作るときでも同じ。早いとこ慣れちゃってくださいね。

で、左の図をよく見てやってください。
下の段の「フィールド」っていうところに、このクエリーの中で必要としているフィールドだけを選んで並べれば、操作は完了なんです。

選び方はいろいろありますが・・・。
わかりやすい方法としては、オレンジ色の線の部分のように、上のフィールドのリストから下段に向かってフィールド名をドラッグするってのがありますね。
ちょっと挑戦してみてください。
「所属」ってフィールドを、ゆっくりドラッグして・・・。

あとは、緑色の丸のあたりをクリックすると、あら不思議テーブルの中のフィールドの一覧が表示されるはずです。
中から「売上」を選べば・・・。

これで完成なんです。簡単でしょ。あとは、ちゃんと結果が表示されるかクエリー開いてみて確認して、名前を付けて保存すれば完了です。
こんな感じなんですよ。だから、はじめに完成品イメージしておかないと、なんかワケわかんないでしょ。

えーと、名前を付けてから表示してみてもいいし、表示してみてから名前を付けて保存してもいいし、まあ、ちゃんと表示されるだろうから確認の表示なんかしないでそのまま名前付けて保存して閉じちゃってもいいんですけど・・・。練習っすからね。表示してみましょうか。

クエリーは、テーブルのようにデータを物理的に持ってるわけじゃないんですけど、テーブルと同じように扱うことができるんです。だから、このまま開くと「データシートビュー」として内容が表示されます。
毎度おなじみの、左上のツールボタン、見てみてください。「データシートビューへの切り替え」のボタンが、・・・・ありますよね。

↑一番左端の・・・。これ、クリックしてみてください。

と、こんな感じ・・・。なんかいまいちまだピンとこないかもわかんないですが、「社員テーブルの中から所属と売上だけフィールドを選び出すクエリー」です。
まあ、とりあえず作り方の段取りはつかんでいただけました???どういうときこんなクエリーを作る必要がでてくるのか・・・とか、そういうとはおいおいお話できると思いますよ。

はい、では、クエリーのデザインの画面の方に戻りましょう。戻り方は・・・大丈夫です?
左上に三角定規のツールボタンがあるでしょ?こういう操作はほんとにほんとに感覚的なもんですから、理屈抜きで慣れてしまってくださいね。

まあ、別に保存作業はデータシートビューの画面の状態でもできるんですけど・・・今日は練習ですから、雰囲気ってことで、デザインの画面に戻ってから改めて保存しましょう。「名前を付けて保存する」操作も・・・よいですよね。

わたしはこんな感じで付けてみました。何でもいいですよ。適当につけて保存してください。

ちょっぴり余談ですが・・・オブジェクトの名前の付け方には、ルールはありません。
最初にちょっとお話しましたけど、半角のスラッシュとかハイフンとか、他に意味のある制御記号みたいなのは避けるとして、後は別になんでもいいんです。一番のポイントは「後でわかりやすいこと」です。
で、これはおいおい理解を深めていただきたいんですが、テーブルとクエリーは、扱いがほとんど同じです。つまり、テーブルとクエリーは、同じような名前を付けてしまうと区別がつきにくいのです。みなさんご自身の中で区別がついていれば問題ないですけど、多分、あとで「え?これってクエリーだっけテーブルだっけ???」って、ごっちゃごちゃになっちゃう可能性大なんです。

だから、テーブルとクエリーは、何かアルファベットの記号などを頭につけて、区別できるようにしておくとよいです。
誤解のないようにお願いしたいんですが、そうしなければならないということじゃないですからね。

入門書などで、何の解説もつけず、「テーブルはT_、クエリーはQ_、フォームはF_」と名前を付けているのを見かけます。そう名前を付けるもんだと思い込んじゃってる人もたくさんいるんじゃないでしょうか・・・。わかればいいんですよ。わかれば。
わたしは、クエリーだけQと頭につけるようにしてますが、他のオブジェクトには特別アルファベットはつけてません。
ぜひ、みなさんが「一番わかりやすいなーと思う名前の付け方のルール」、みなさん独自で考え出していってください。

さて、名前がついたら、閉じちゃいましょうか。
データベースウィンドウに戻ってきました?ひとつ、クエリー作ることできましたね。

じゃ、次行きましょうか。