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 MS-Access2000超入門部屋--基本操作を考える
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■テーブルを作る 2■

★参考までに・・・★

コンピュータの中で、数値がどんな風に扱われているか・・・。これが結構ね、考え出すと難しいもんなんです。
例えばね。社員番号を、テキスト型で作ったとして、「1,2,3,4,5・・・」って普通に半角の数字で入力していくとしますよね。

こんなふうに。。。。
でも、これ、実際には右のように並んじゃいます。
どうしてだかわかります???
違いがわかりにくいかな・・・左右じっくり見比べてみてください。

数値じゃないんですよ。テキスト型だからね。だから、「11」は「じゅういち」じゃなくて「いちいち」なんです。
だから、「1」の次は「2」じゃなくて「11」なんです。一番左の桁が揃ってるでしょ?

数値型フィールドとして「社員番号」のフィールドを作ると、左のように「右そろえ」状態でデータの中身が表示されます。
上の図との違いは一目瞭然ですよね。
これは数値だから。

脱線問答みたいですけど(古いな)、数値フィールドの場合は、「いち」の次は「に」なんです。

もし、テキスト型で、しかも「1,2,3,4・・・」と順番に表示したければ、文字としての桁をそろえることです。

↓こういう感じで。

こうやって入力していけば、「ゼロゼロゼロイチ」の次は「ゼロゼロゼロニ」ですよね。
そのフィールドを、「数値型」にするか「テキスト型」にするか、この辺の動きも関係してくると思います。
といっても、ここでわたしがごちゃごちゃ書くより、これから少しずつ実戦で体験していかれるのが一番よいでしょう。
こういうことに直面したとき、ちらっとでも思い出していただければ、あたしゃあ幸せです。


さて。話がちょっとそれちゃいましたが、要するにテーブル作りというのは、テーブルの枠組み作りから始まるということですね。

で、このテーブル、まだ名無しだし、保存もしてません。ってなわけで、名前を付けましょう。
名前を付けるときの操作なんですけど・・・。

右上の「閉じるボタン」をクリックして、「テーブル1」のウィンドウを閉じようと(Accessのウィンドウの閉じるボタンじゃないですよ)するとき、もし、この「テーブル1」に名前がついてなかったり、最後に保存してからどっかいじったりして変更箇所があった場合、ちゃんとメッセージが出るようになってます。
この仕組みを利用して、閉じるとき名前を付けていってもいいですね。

また、画面の右上に「保存」のツールボタンがあります。
これをクリックしたときも同様で、まだ名無しのテーブルだったら、名前を付けるよう促すメッセージが出ます。

今回はどっちでもいいと思うんですけど・・・・。
えー、じゃあ、閉じましょうかね。右上の「閉じるボタン」をクリックしましょう。

そうすると、こんな感じのメッセージが出てきますよね。

なんでもいいんで、なんか適当な名前付けてください。
あ、ただし、ファイル名同様、半角の記号を使うときは要注意。できれば使わないほうがいいですね・・・。
とりあえず、ファイル名やオブジェクト名として使ってもオッケーな半角記号は
 @(あっとまーく)
 _(あんだーばー)
これくらいかな。。。
全角文字だったら問題ないけど、なんかちょっちかっこ悪い気もしますんで、まあ、文字だけの方がいいんじゃないですかねぇ。

あと、よく教材なんかで、テーブルの場合は頭にTをつけて「T_社員テーブル」なんていうふうにつけてるケースもよく見ますね。
別にそうしなくちゃいけないってわけじゃないんで、皆さんがわかりやすければそれでいいと思います。
でも、どういうのがわかりやすいのかなんて、しばらく使ってみないとわかんないですよね。
だから、しばらく使ってみて、皆さんなりの「名前付けの法則」を見出していってください。

あ、あと、当然ですけども、あんまし長い名前は、あとで泣きを見ることになりますぞ(覚えらんなくて)。
いちおう、半角で255文字まで、許されてますけど、えーとそうすると、ひらがなとか漢字だと127文字ですね。
127文字のテーブル名なんて、ぞっとしますやねぇ。
かといって、「テーブルA」とか「テーブルB」だと、あとで絶対どれがどれだかわかんなくなって効率下がります。
わかりやすいものにしましょう。

で、[OK]ボタンをクリックすると・・・。

おーまいがっ!なに?このわけのわかんないメッセージはっ!!!

ちょっと横に長いメッセージボックスですよね・・・。右端がはみ出しちゃってると思いますが・・・すいません。我慢してください。
なんでこんなに横に長いメッセージボックスなんだろう・・・。

さて。。。このメッセージがなぜ出るのか、なんなのか・・・このお話をするためには、第2の壁「主キー」というお話をしないとなりません。
でもこいつは少々ややっこしいので・・・細かい話は後回しにしますね。
とりあえず、真中の[いいえ]ボタンをクリックしてください。
つまり、とりあえず主キーは設定しない状態で、テーブルを保存します。


できましたねー。

「ぼちぼち.mdb」の中に、「社員テーブルだわん」というテーブルがひとつ出来上がったこと、おわかりいただけますか?

これで、テーブルの枠組みができました。


んじゃ、同じ要領で、下のような表を基に、テーブルを作ってみましょう。

商品番号 商品名 値段 分類 人気
A0101 びっくりハンバーグ 1,280 にく A
A0102 しおしおサラダ 780 やさい B
A0103 バケツコーラ 580 すいぶん D
A0104 サケの地獄鍋 1,800 さかな A
A0105 ナポリ風ラーメン 880 こくもつ C
A0106 重量おにぎり 240 こくもつ A
A0107 ハチキュウジュース 180 すいぶん D
A0108 ブリ帝国 2,100 さかな  A

社員のテーブルと同じ要領で作っちゃってください。
主キーはとりあえず要らないです。
あってもいいけど・・・細かい話は後でしますんで、とにかく今は、テーブルを作る際の手順段取りをつかんじゃうって感じで操作してみてください。
あ、テーブルの名前も、何でもいいです。てきとうに。お任せします。でも、なんてつけたか忘れちゃった、ってのは無しですよ。

できました?

こんな感じですかねぇ。
あ、フィールド名自体は、別に皆さんでアレンジしていただいてもいいですよ。
ただ、どういうフィールド名にしたかわかんなくなっちゃったってのは、無しです。それはもうお約束ってことで。

と、テーブルが二つになりましたでしょ。
こうやって、いろんなデータを詰め込むためのテーブルを、必要な形に必要な数だけちょこちょこと作って、名前付けて保存していくんですね。
なんで社員テーブルと商品テーブルを分けて作ったかってのは・・・いいですよね。社員テーブルに商品のデータは入力できないしょ。
しませんよねぇ。ふつう。

じゃあ、次に、テーブルの中にデータの入力を行ってみましょう。
ほんとはね、使い勝手のいい画面を作って、その画面を使ってデータ入力した方がいいんですけど、このままでもなんとか、入力くらいならそこそこできるんですよ。じゃ、行きましょうか。


え?今日はもうやめたい?

そ、そうですか・・・んじゃ、ここで今日はやめとこ、という方は、Accessの一番右上の閉じるボタンをクリックしちゃって、Accessを終わらせましょう。

         

んで・・・。
後日、また「ぼちぼち」の続きを作んなきゃ、ってときは・・・もうオッケーですよね。

↑ここに、つい最近使ったデータベースの名前が出ますから、そっから選べばオッケー。
ここに「ぼちぼち」がなければ、「その他のファイル・・・」ってとこが青いままの状態で[OK]ボタンクリックすれば、データベースを探す画面になりますから、そこから探してください。