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MS-Access2002チョ〜入門部屋＞さっそく使ってみよう
Step：□□□■□□□□□□□

４）データベースの要。その名も「クエリ」

さて・・・。
次はですねぇ。たまったデータを、どう活用しようかなってところなんですけどね。
それを考えてみようと思います。

実はですね・・・。
1/21って何歩くらいあるいたのか、後になって知りたくなったんですよね・・・え？
なぜかって？それはちょっと言えません。
さっきやったみたいに「歩数テーブル」を開いて、1/21のところを見ればいいんですけどね。
半年分とか1年分とかデータがたまってくると、それはそれでめんどくさいじゃないですか。

まあ、この「歩数テーブルを開いた状態の、表の画面」でも、「検索」っていうツールボタンがあるので、これを使ってお目当ての日付を探すこともできるんですけどね。

これでも十分、機能は果たすと思うんですけど、でも、できたら、指定した日の歩数だけが表示されるように、すっきり作りたいなぁって・・・。
そういうとき、「クエリ」ってのを作ります。参りますよー。

いつもの画面の、「クエリ」っていうところをクリックして、その後「新規作成」ボタンをクリックしましょう。

こんな画面が出ます。↓

今回は、「デザインビュー」ってところを選んだ状態で［OK］をクリックです。

テーブル名がいっこだけ出てる画面が出ると思うので、このまま［追加］っていうボタンを1回だけ押します。1回だけでいいですよ。何回も押さないで下さいね。

そしたら、［閉じる(C)］のボタンをクリックしましょう。

すると、こんな↓画面になります。

そしたら、図のように、［ID］を「フィールド」って書いてあるあたりまでドラッグします。

同じ要領で、［日付］［歩数］も、横に並べましょう。

んで、［日付］の「抽出条件」のところに、1/21って半角の数字で入力します。

ん？？？

なんか、Enterキーを押すと、両側に＃とかついちゃいますけど、まあ気にしないで。
これで、一番左上のツールボタンをクリックしてみてください。

味気ない画面なんでちょっと分かりにくいですが・・・。

1/21分だけが表示されてること、↑確認してくださいね。12240歩か。ずいぶん歩いたんだな。。。
皆さんは1日に何歩くらい歩きます？
わたしなんかねぇ・・・。この間の日曜日なんて、254歩しか歩いてなかったですよ。ハハハ。
退化しそう。

・・・・。

で、青い三角定規ボタンをクリックして、前の画面に戻ります。

［日付］の抽出条件のところを変えれば、別の日の歩数を調べることができるわけです。
といっても、まだこの段階じゃ、便利なのか何なのかイマイチよくわかりませんけれど、とにかくこういうのがデータベースの下の部分でこういうものがいろいろ働いてくれてるんですよ。「下積み作業」と言えますかね。こういう作業は。

ちょっと応用というか、裏技を使ってみましょうか。
[ ]←半角のカギカッコってありますよね。
全角文字じゃないですよ。半角です。
画面じゃ分かりにくいんですけども、半角のカギカッコです。
これを使って、その都度「いつ？」って聞いてもらえるような動作を作ってみます。

上のように、［いつ？］って入力してみてください。↑半角のカギカッコですよ。くどいけど。
カッコの中身は、ひらがなでもカタカナでも何でも結構ですけども、カッコは半角です。

できました？んじゃあ、どんな感じで「いつ？」って聞いてきてくれるのか、見てみましょうか。

一番左上のツールボタンをクリックすると、

こんな画面が出ますでしょう？↓

日付を半角数字で入力して、［OK］ボタンをクリックです。

指示した日の分だけ、出してくれます？

こうやって、「テーブルの中から、今回必要なデータだけ取り出す」みたいな感じの仕組みを作るために、こういうものをいろいろとこしらえていくんです。

んじゃあ、保存しましょう。
画面左上にあるフロッピーディスクの絵のツールボタンをクリックしてください。

「歩数チェック」とでもつけておこうかな・・・。

今この時点では、「いったい何を保存しているのかイメージがつかめない・・・」っていう方もあるかもしれませんね。
確かに、データベース作りとか、こういう感じの開発ツールみたいなのを使ったことない方から見ると、何をやってるのかイメージがつかみにくいところではあるんですが、これは、はっきりいって慣れていかないとどうにもならないことだと思うんです。
ここであせってしまわず、もう少しだけ時間をとって、ゆっくり全体のイメージをつかんでいってください。

またいつもの画面に戻ってまいりますよね。
「○月×日の歩数は何歩だったカナ」って調べたくなったら、今作った「歩数調査」をダブルクリックすれば、「いつ？」って聞かれるので、調べたい日を入力すればオッケーなわけです。

だいたいの雰囲気をつかんでいただければ、と思うんですが、こんなふうに「毎日の歩数を入力する画面」とか「入力した歩数を保存しておく入れ物」とか「いつ何歩歩いたのか調べるための検索機能」とか、そういうパーツをこまごまと作っておいて、必要に応じて使い分けていく・・・って、それが、MS-Accessでの作業内容になります。
この雰囲気がつかめればしめたもんなんですが、それにはもうちょっと使い込んでみる必要がありそうかな・・・。
がんばりましょうね！

さてさて、今作った「歩数チェック」なんですが、これでも十分活用できると思うんですよ。
実はこの方法、なかなかお手軽なんで結構活用されてるんです。
もちろん、「歩数テーブル」にデータが入ってればの話ですけどもね。
でも今日はもうちょっとこいつを発展させてみましょうか。せっかくだから・・・。