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MS-Access97超入門>基本をマスターしよう |
DB>Table1>Table2>Fom1>Form2>Form3>Query1>Query2>Query3>Query4>Query5>Query6>Report1>Report2>Report3>Macro |
テーブルとは、データが実際にたまっていくところのことです。大きな表をイメージしてみてください。
実は、このテーブルをうまいこと作れるか否かで、そのデータベース全体が決まってしまうほど、大切なオブジェクトなんですね。
どうやってうまく作っていくか、は、徐々に追っていくとして、ここではまずざーっとカンタンに基本操作をマスターしてしまいましょう。
テーブルを作る、ということは、どういう操作をすることになるのかというと、表の外枠を作ることになります。
私たちの身の回りには、表のカタチになってる情報の集まりってたくさんありますよね。
縦横に線が引かれてなくても、縦横に情報が整列してるものって、結構あると思います。
電話帳とか、時刻表とか、高速道路やバス、電車の料金表とか、名簿とか、メニューとか、時間割とか・・・いろいろアタマに思い浮かべてみてください。
例えばこんな表があったとします。
学籍番号 氏名 学部 かせぎ 成績 100005 リッチー・ブラックモア 経済学部 45,000,000 A 100018 エドワード・ヴァン・ヘイレン 文学部 27,000,000 C 100024 ゲイリー・ムーア 体育学部 17,800,000 D 100028 アレックス・ヴァン・ヘイレン 理工学部 14,000,000 D 100031 ジョン・サイクス 商学部 58,000,000 A 100038 トミー・ショウ 理工学部 24,800,000 B
こういうテーブルを作ったとすると、ピンク色の部分、つまり表でいうところの1行目の見出しひとつひとつのことを「フィールド」と呼びます。
[学籍番号][氏名][学部][かせぎ][成績]という5つのフィールドがあり、それぞれに学生ひとりひとりのデータが入力されていくことになります。
で、今6人分のデータが入力されていることになりますよね。横1行分のデータを「1レコード」と呼びます。
Accessのようなデータベースソフトの中では、表計算ソフトとちょっと感覚が違いうんです。
まず表の横枠というか、フィールドはある程度決定してしまいます。
フィールドが急に増えたり、減ったりと、激しい変化を見せることはあんまりないかもしれないですね。
で、レコードが一件一件入力され、縦にびよーんと伸びたり縮んだりするイメージになると思います。
また、[かせぎ]というフィールドは金額が入るようになっているので、エドワードさんだけちょっと間違ってずれちゃって[成績]の"C"が入力されちゃったー・・・
なんてことは絶対にありえません。
表計算ソフトなら、ちょっと右にずらして入力したり、1行あけて見栄えよく入力したりすることもありますけどね。
それはあくまで見た目のことであって、テーブルの中ではそういうことはいっさい考えませんのです。
とにかくデータをがんがん突っ込むだけなんです。
では、何かひとつテーブル作ってみましょうか。唐突ですが・・。
さて、最初のお約束でしたよね。テーブルを新しく作り始めるためには、まず「テーブル」のタブがクリックされて一番上に表示されてないといけませんよね。
で、その上で、右端にある[新規作成]ボタンをクリックしましょう。
そうすると・・・ん???
なんか変な画面が出てきましたねぇ。
まあ、テーブルを作るとひとくちに申しましても、いろいろな方法があるようですね。で、どういう方法で作る???と聞いて来てるようです。
市販されている書籍などですと「テーブルウィザード」を用いた方法が多いようなんですけど、今日は「デザインビュー」という方法を使おうと思います。ウィザードもいいんですけど、「デザインビュー」の使い方を知っておけばオールマイティだと思いますんで・・・まあ、だまされたと思って挑戦してみてください。
要するに、誰の手も借りず、手作りでテーブルを作る方法、ってことです。
そうすると、あれえ・・・。どうやらほんとに全部自分で作らないといけないみたいっすね。なんかまっさらなウィンドウが出てきました。これがテーブルのデザインビューってやつです。
じゃあ・・・特に意味はありませんが、上の表をそのまんま作ってみましょうか。
一番上の「フィールド名」っていうところに、学籍番号って入力します。
なんか右の方に「テキスト型」とかなんとかでますねぇ・・・。まあ気にしない気にしない。こんなのは後で覚えましょう。続けて2行目に氏名って入力します。
と、この調子で、フィールド名をどんどん入力していくわけです。
別に注意することは何もないんですが、ずーっと後になってからフィールド名を変更すると、いろんなところに影響が出て結構めんどうなんです。とりあえずここで決めたフィールド名は、ずーっと変えないでそのまま使っていくつもりで、ちゃんとわかりやすい名前をつけていくようにしましょう。「とりあえず項目Aでいいや、後で考えよう」とかいうのはよくないざんす。
あ、あと、こりゃあたりまえのことかもしれませんが、半角のスラッシュ/とか、ピリオド.とかは、他に役割のある約束記号なので、フィールド名などに使うのはあんまりよくないと思います。
で、データをただ入力して表示するだけなら、これで完成・・・です。
でも、例えば[かせぎ]っていうフィールドを見ると、ここには多分、金額というか、数値が入力されるはずですよね。数字じゃなくて、数値。
なんか脱線問答みたいですけど、データベースの世界では、数値と数字は明確に役割が違ってきます。
[かせぎ]をテキスト型から数値型に変更しましょう。データ型のとこクリックして一覧を出し、なかから数値型を選べば完了です。
さて、もうひとつ。主キーというものを設けましょう。
このテーブルの中で、どんどんたくさんレコードが追加入力されたとして、各レコードがぴしっと横一列にすばやく整列するためにひとやくかってくれるフィールドはどれか、考えます。
つまり、何百件何千件生徒のデータが入力されたとしても、ぜったいいつも違う値が入力されるフィールドはどれか、ってことですね。このテーブルの場合、学籍番号って、全員絶対ちがうんじゃないですかねぇ。例え同姓同名の人が50人いたとしても、全員違う人間なら違う学籍番号をもらえるはずですよね。
ま、主キーなんてなくてもいいんですけどね。テーブルの中を見渡して、絶対に重複しないデータが入力されるフィールドがあれば、そいつを主キーにしておくといいと思います。
設定の仕方はカンタン。学籍番号のとこをクリックしてカーソルを移動させておいて、ツールバーの鍵の絵のツールボタンをクリックします。そうすると、左端のグレーのところ(セレクタと呼んだりしてる)に鍵のマークがつきますよね。
まちがって違うフィールドに鍵のマークがついちゃったら、慌てずそのままもう一度鍵のツールボタンをクリックします。と、鍵のマークがなくなります。まあ、今日は練習ですから、とにかく鍵のマークがついたり消えたりする様子を確認しておいていただければオッケーだと思います。
んでは、このテーブルに名前を付けて保存をします。
画面左上のフロッピーディスクの絵のツールボタンをクリックすると、下のようなボックスが出てきます。
まだ名無しのテーブルなので、名前をつけようぜ、といっているようですね。名前はー・・・なんでもいいんですけど、テーブル1じゃちょっと味気ないですよねぇ。
私は名簿テーブルにしてみました。みなさんもなんか名前付けてください。なんでもいいですけど、あとで「なんだっけ??」ってのはなしですよ。
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