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 Access97データベース工作室>郵便番号の検索
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うーん、ちょっとは軽くなったかな。

まあ、14万件のテーブルですからね。たったひとつとはいえ。こんなもんじゃないでしょうか。

Accessには特に、レコード件数の限界はありません。
ファイルサイズが1GBを超えなければ、という制限があるだけで、その中にいくつレコードが存在しようが、
特に上限は設定されていないのです。
でもー・・・いくら制限がないからって、1GBのmdbファイル、扱う気になります??

10人部屋で、10人用の10mの敷布団を毎日押し入れから出し入れしてるようなもんじゃないですかねぇ。
「ふとん屋が絶対大丈夫って言ったから」って言いはっても、1mの布団10枚用意した方が、安全でしょう。


さて。テーブルがひとつできあがりました。
じゃ、ここから指定した郵便番号の住所をゲットしてくるクエリーを作って、ちょっと感触をつかんでみましょう。

こんな感じのクエリーを作ります。

郵便番号の抽出条件欄に

なんか文章を入力する

と、半角のカギカッコで囲んで、適当な文句を入力します。中身はなんでも結構です。
え?思いつかない?・・・じゃあ、?だけ入力してください。[?]って。

カッコは半角ですよ。画面ではわかりにくいですからね。意識して入力するようにしましょう。

これは俗に「パラメータークエリー」と呼ばれています。
クエリーって抽出条件欄に、あらかじめ条件を入力しておかないとイケナイですよね。
1120011とか、郵便番号を入力しておかないとなりません。
でも、それじゃいちいちクエリーのデザインを書き換えないといけないし、めんどうだし実用向きじゃない・・・。

そこで、こういう書き方をします。これでデータシートビューに切り替えてみましょう。

え?切り替え方忘れちゃったんですか???もー・・覚えてくださいよ・・・。
こういう操作思いつかないと、作業効率あがんないですよ。

これこれ。このツールボタンです。

ほら。こういうパラメータ入力用のボックスがいちいち出るようになるんです。
これは、ほんとはエラーメッセージみたいなもんなんですよ。
何番?なんか、クエリーにはわかんないので、何番って、なに?と、
人工知能チャットみたいなことを言ってきてるわけです。

これが、抽出条件欄に、ただ何番?と入力するだけだと、後にまわりにダブルコーテーションが付いて、"何番?"という郵便番号を探すクエリーになってしまい、まともに動いてしまいます。当然そんな郵便番号は火星に行ってもないので、一件も獲得しないクエリーで終わってしまいます。

なので、[]で囲んで、謎の言葉にしてやるわけです。
ふつう、[]で囲むってことは、フォーム名とか、フィールド名とか、実在するオブジェクト名等のことを指すんですけど、何番?なんていうフォームなんて、どこにもないですもんね。
だから、それ、何?って聞いてきてるんです。

そこをうまく利用しちゃってるってわけです。

じゃあ、みなさんの会社とか学校とか、ご自宅の郵便番号、入力して[OK]してみてください。
ハイフンはいらないですよ。何でいらないかは・・・もうご承知ですよね。

え?知らないんですか??・・・・じゃあ、1120011って入力してください。

ほら、出ました??
実在しない郵便番号を入力しちゃってたら、一件も出てこないですよ。じゃ、デザイン画面に戻りましょう。

この青い三角定規ですよ。デザインとデータシートビューの切り替えとか、その辺の操作は早いうちに慣れちゃってくださいね。

デザイン画面に戻ったら、もう一度データシートビューへの切り替えをやって、別の郵便番号の検索をしてみましょう。
クエリーは、必ず5〜6回はテストしましょう。

なんか適当な名前をつけて保存してください。


さー。これでよし。できましたねぇ。
え?これじゃやだ???だって、郵便番号検索、できたじゃないですか。

なに。もっとかっこいいフォームとか作って体裁を整えたい?わかりましたよー。じゃあ、いろいろやってみますかね。

これからしばらくの間、入力した郵便番号から、住所を検索するフォームを作る作業を行います。
「それは別にいいや」という方は、上のメニューを使って7番めまで進んでください。


では、まず無地のフォームを作ります。
このまま[OK]を押せば無地のフォームができますよね。

のっぺりとしたフォームができましたね。
フォーム全体のプロパティの設定は、みなさんにお任せしますので、色とか、大きさとか、書式とか、もろもろ自由に変更してください。「えっ、ぜんぜんわかんない」という方は、そのまんまねずみ色のまんまでも十分使えますので、そのまんまで先に進みましょう。

テキストボックスをひとつ作ります。
赤い丸印のツールボタンがそうですね。
フォーム内の適当なところをクリックしましょう。

テキストボックスの大きさや、ラベルの中の文字は適当に変えてください。
あたしのはテキスト2っていう名前ですけど、みなさんのはなんて名前でしょう。
ラベルじゃなくて、テキストボックスの方の名前ですよ。

で、このフォームのプロパティを見ます。
レコードソースにさっき作ったクエリーを指定しましょう。

んでもって、フィールドリストを出します。
ツールバーのこのボタンですね。赤いしるしつけたボタン。これクリックすると出てくるちっちゃいウィンドウのことです。

で、リストからまず[都道府県]をドラッグして、フォーム内におっことしましょう。この操作はもうみなさんオッケーですよね。

で、おんなじ要領で[市区町村]も[地区名]も[番地]も[事業所名]もおっことして、形を整えましょう。

ちょっとカッコよく、四角で囲んでみたりしてもいいかもしれないですね。
四角はツールボックスの中にボタンがありますので、これクリックしてから、フォーム内をドラッグします。

線の太さや種類は(あんまりいろいろないですけど)ツールボタンで変更できますから、いろいろ試してみてください。

フォームになんか名前をつけて保存しましょう。
名前はなんでもいいですよ。あたしはフォームにしました。


で、さっきのクエリーを書き換えます。[何番?]ってやつを、「フォームの中のテキストボックスの値とおなじもの」という言葉に書き換えないと。

これももうおやくそくですね。覚えちゃいましょう。

Forms![フォームの名前]![テキストボックスの名前]