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 MS-Access97超入門>Access のデータをブラウザで・・・ 
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■Access のデータをブラウザで・・・#4

このhebohebo.htmを無理やりブラウザで開くと、こうなります。

一見ややこしそうですけど、要するに、テキストボックス3つと、ボタン2つを表示するようにしたわけですね。
テキストボックスは上からname、kasegi、gakubu と付けました、というわけです。
html 文とじっくり見比べてみてくださいね。

ああ、でもまだ何にも動作しないですよ。これでデータベースにデータの入力ができたら、逆に気味が悪いです。

じゃ、ブラウザはいったん閉じて・・・。(閉じなくてもいいですけど)
本題に入ります。今までのは全部下準備ですからね。

idchtx ファイルの作成です。
これも今回はちょこちょこエディタで入力します。Accessに作らせるってのもありますけど、それはあとで。

これがidcファイルの内容です。やっぱりなんかエディタ使って入力してください。
で、入力できたら、hebohebo.idc と名前を付けて保存します。
メモ帳の方は同じように、拡張子、注意してくださいね。

Datasource:testmdb
Template:hebohebo.htx
SQLStatement:
+ insert into table1(名前,かせぎ,学部)
+ values('%name%','%kasegi%','%gakubu%')
SQLStatement:
+ select 名前,かせぎ,学部 from table1

上の2行は、データソース名と、値を返すためのhtxファイルの指定をしてます。
htxファイルはまだ作ってないですけど、hebohebo.htxってっていう名前にしようと思ってるので先行で入力してます。
その下のSQL・・・ってとこが、ミソです。「どのテーブルから何をどこへ持ってくるか」という記述になります。

SQLって???って方、いらっしゃいますでしょうか。
AccessだとクエリーとかWhere文を作るときに無意識にかかわってるもんなんですけどね。
リレーショナル・データベースの世界で、データベースとやり取りをするために用いられる照会言語ってやつです。

Accessのクエリーは、とどのつまりはSQLなんですけどね。
ちょっと横道にそれますけども・・・。
例えば、Accessでクエリー作るデザインビューの状態で、メニューバーの[表示]→[SQLビュー]を選ぶと、今作ってるクエリーをSQL文にしたらどうなる???
って表示に切り替わるんです。

ほんとは、こういう文が書けないといけないんですけど、こりゃ慣れるまでなかなか大変です。
なので、効率よくSQL文を組み立てることができるように、クエリーデザインビューにデザイングリッドが用意されてるってわけです。
画面からいろいろ選んでくだけで、SQL文が作れてるってことなんですね。

idcファイルを作るためには、このSQL文が書けないとならんですね。

で、話を元に戻しまして。

次にhtxファイルです。このファイルは、idcファイルが受け取ってきたデータを表示するためのものです。

中身はまあhtml ですけどね。ちょっと違うんです。途中の<%begindetail%>とか<%enddetail%>ってとこがミソですね。

<html>
<head><title>で?</title></head>
<body>
オッケーデース。
<hr>
<table border>
<tr>
<th>名 前</th>
<th>かせぎ</th>
<th>学 部</th>
<%begindetail%>
<tr>
<td><%名前%></td>
<td><%かせぎ%></td>
<td><%学部%></td>
</tr>
<%enddetail%>
</table>
<hr>
</body>
</html>

さて。これで準備が整いました。では実験です。

とりあえずブラウザを起動してください。で、ブラウザの上のほうに、直接URLをタイプできるとこがありますよね。
そこに、下のように入力をします。あ、ファイル名とかフォルダ名変えてる人は気をつけてくださいよ。

http://localhost/webidc/hebohebo.htm

わははは。ハードディスクの中のファイル呼び出してるだけなんですけど、httpって指定するんですね。まさにひとり芝居。
でもこうしないと、PWSが働いてくれないので、データの読み書きとか動かないですから。