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■不一致クエリ

これはカンタン。ウィザードがありますからね。

下のふたつのテーブルを見比べてみてください。

どうやら「名簿テーブルにあって、名簿テーブル2にないレコード」が何件かありそうですね。

10件そこそこのレコード数のうちは、少しがんばればじっと見ているだけでなんとか探せそうですけど。。。。
5000件と5007件のテーブルがあって、7件分の一致しないレコードを探し出すなんて、ばかばかしくてやってられないですよね。

これは、どちらかのテーブルを基準にして、もう片方のテーブルに存在しないレコードを、両方に共通するフィールドを架け橋にして拾い出すためのクエリーです。

重複クエリーというのもあるんですが、これは不一致クエリーの逆転の発想ですね。
考え方は同じだと思いますので、両方うまく活用してみてください。


「不一致クエリーウィザード」というのがあるので、これを使います。

差分が発生していると思われるテーブルをまず選びます。上の例で行くと[名簿テーブル]の方ですね。

で、比較する方の、レコードが少ないと思われる方のテーブも次で選びます。


ふたつテーブルを選ぶと、どのフィールドの値を基準に考えるか聞いてきますね。

両方の[学籍番号]をクリックし、真ん中の<=>こんなボタンをクリックしましょう。

[氏名]はまかり間違って同姓同名の人がいた場合、混乱しますので、「名簿テーブルにあって、名簿テーブル2にない学籍番号」を拾うように考えてみます。

で、後はクエリーとして、表示したいフィールドを選びます。えーと、全部はいらないか。学籍番号と名前だけ選びましょうかね。
別に全部選んでもいいんですけど、誰と誰が[名簿テーブル2]にないのか、確認できればいいかなと思うんで。

名前も適当に付けてください。そのままだと結構長い名前がついちゃうので、工夫して付け直す方がよいと思いますよ。


さて、以下の5名が、[名簿テーブル2]の方にいない人のようです。