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 MS-Access2000--VBAの小屋>「エディタ」に慣れる
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Private Sub コマンド0_Click()


End Sub

↑この2行の間にカーソルがピカピカしていることを確認してくださいね。

これからわたしたちがやろうとしていることは、プログラムの作成です。
といっても今日は練習ですので、「メッセージボックスを出す」という処理しかやらないですけど・・・。
中身はともかくとして、コンピュータに対する命令文を作るのです。
「コマンドボタンをクリックしたらメッセージボックスを出しなさい」という、コンピュータの行動パターンを作ってやるんです。VBAで。

プログラムというものには、その言語の中での「書き方」というものがあります。
本当は1行ずつ手書きしないといけないもんですけど、まあ、だいたい書くことって決まってきたりするじゃないですか。
だから、ほんとに処理のトコだけ書けばいいように配慮がされてるんだと思ってください。

必ずお決まりで入力しなくちゃならない行は、あらかじめ用意されてます。

Private Sub コマンド0_Click()


ここから下は、「コマンド0_Click」という名前のプログラムで、種類はSub、Privateってことでこのフォームの中専用のプログラムです。

End Sub


ここでそのプログラムは終わりです。

っていう意味です。Subって何なのか、Privateって何なのか、なんで右端に()がついてるのか、なんてことは、あとで覚えましょう。
そんなわけで、Private Sub コマンド0_Click()の上になんか書いても×、End Subの下になんか書いても×です。間に書きます。

んでもって、これはコンピュータに対する命令文ですから、ちゃんとVBAの構文のルールにのっとって書かないと×です。
つまり、スペルミスとか、意味不明なものを入力しても容赦なくエラーになります。
またそのエラーが遠まわしな言い方なんで・・・入力のし間違いがないよう、とにかくこのエディタの入力の雰囲気になれちゃってください。

んじゃ、「メッセージボックスを出す」っていう処理はどう書けばやってもらえるんでしょうか。
これは、MSGBOX関数っていう関数が用意されてて、これを使うと簡単にメッセージボックス出せるんですよ。
書いてみましょう。
まず、ふつうにmsgboxと半角で入力します。

で、半角でひとつスペースをあけてみてください。
なんか・・・出てきますよね。↓

つまり、msgboxという綴りから、「ああ、MSGBOX関数のことね」と、このエディタが判断してくれて、どういうメッセージボックスを出すのか細かく指定してくださいな、ということでどう書けばいいかヒントを出してくれてるんです。

どう書けばいいか、という細かい話は、また後にして・・・。
とりあえず、1って半角で入力しちゃいましょう。数字の1。

カーソルを下矢印キーなど使って1つ下の行に下げると、MとBが大文字になります。
MsgBoxという関数であるということを認識してくれてるっていう意味になります。
全部小文字のままだと・・・なんだかわかってもらってないってことになりますね。綴り、間違ってませんか?全角で入力しているとか。

んじゃ、フォームの方に戻って試してみましょう。

画面の下のほうを見ると、タスクバー上に「MS-Access」のタスクと「MicrosoftVisualBasic…」というタスクと、ふたつあいていると思います。
ここ使えば簡単に、「MS-Access」の方にウィンドウを切り替えることができますよね。

フォームビューに切り替えて・・・コマンドボタンをクリックしてみましょう。

こんなメッセージボックス、出てきました?↓

この時点でもうわけがわかんなくなってるっていう方は、この先厳しいですぞ。
操作を覚えるっていうんじゃなくて、流れをつかんでくださいね。今日は失敗してもぐちゃぐちゃになってもよいではありませんか。練習なんだし!

んじゃ、メッセージボックスはOKボタンクリックして閉じるとして・・・。

フォーム、なんか名前を付けて保存しましょうかね。
なんでもいいですよ。あたしはーーーフォーム1でいいや。