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MS-Access2000超入門部屋--オプショングループを作ってみる | ||
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フォームって、いろいろ工夫できますよね。
全部テキストボックスでもいいんですけど・・・。せっかくだし、楽しく入力できるような仕組みとか、作っていきたいですよねえ。
あと、ちょっとした工夫で、入力ミスを減らすことにもつながるし。
入力しなくちゃならないもんも多々ありますけど、工夫次第で、フォームの中をマウスでかちかちクリックするだけでなんかしらデータが入力される、とか、そんな仕組み、よく見かけますでしょ。
これからお話する「オプショングループ」っていうやつも、そういう目的で誕生したフォームのコントロールのひとつです。
上のピンクの画面でいくと、「あなたの職業は?」とか「毎日が楽しいですか?」ってところで使われてる、枠のことですね。
4択とか3択とかで、「どれかひとつを選ぶ」とき、よく使われるコントロールなんです。
ちょっとコツがいりますんで、まずは簡単な作り方をマスターして、それから、活用方法を考えていってみてくださいね。
とりあえず、何かひとつ作ってみましょう。無地のフォームの上にちょっとしたオプショングループを作りながら、作り方、注意点などお話していきますね。
フォームを新規作成し、テーブルとかクエリとか指定しない状態で「デザインビュー」を選べば、ただの無地フォームを作ることができます。
このまんま「OK」ボタンをクリックしてください。
空っぽのフォームで、まずはお話しますね。
で、左の図のようにツールボックスの中から「オプショングループ」というボタンをクリックします。
このボタンがへっこんでいる状態で、フォームの中をどっかクリックするとかドラッグするとかすると、なんか四角枠ができます。
こいつが「フレーム」ってやつです。
わたしのは「フレーム0」って名前でした。みなさんのはどういう名前がつきました?
こういう名前がわかりにくい〜という場合は、プロパティの「名前」というところを書き換えてやるんでしたよね。
要領はテキストボックスとかと同じです。
まあ、今日は「フレーム0」のままでいいかな・・・。ゼロは半角の数字ですね。この辺要注意です。
これで終わりじゃないんですよ。手始めに一番わかりやすいやつから・・・「オプションボタン」にしましょうかね。
ツールボックスの中から、「オプションボタン」をクリックしましょう。めだまおやじみたいなやつです。
このボタンがへっこんだら、さっき作ったフレームの内側までマウスポインタを移動します。すると、ふっと、フレーム内が濃いグレーになると思うんですけど・・・。そしたら、その辺をクリックしましょう。
オプションボタンがひとつできますね。
こういうめだまみたいなやつ、オプションボタンっていうんですよ。
んじゃ、ついでにもう1個作りましょう。
おなじようにもうひとつ、フレーム内にオプションボタンを作ってください。
オプションボタンがフレームの中にふたつ並びました?
配置とかは適当にそろえてやってください。そろってなくても別にいいですけど、なんか気持ち悪いじゃないですか。微妙にずれてるのって。まあ、お任せいたしますよ。適当に。
んで、めだまの方のプロパティを見ていただきたいんです。「データ」プロパティのとこ見ると、「オプション値」ってのがありますよね。多分、最初に作ったほうは1、次に作ったほうは2って、半角の数字が入ってると思います。
ここまでよいですか?
では、フォームビューに切り替えてみましょうか。
最初は両方ともグレーだと思うんですが、どっちかのめだまをクリックすると、どっちかのめだまが白くなって、白いほうクリックするともう片方が白くなります。
このフレームの中で、オンの状態になるのは1個だけ、っていう状態を作ることができるんですね。
めだまが何十個になろうと同じで、このフレームの中に作っためだまならば、どれかひとつがオンになり、後はオフになります。
ためしに、もう1個作ってみるとします。デザインビューに戻って、もう1個オプションボタンをフレーム内にこしらえてみてください。
多分、おそらく、「オプション値」が3になってると思います。
「オプション2」が1、「オプション4」が2、「オプション6」が3、わたしのはそうなってます。
みなさんのは、どうですか?
これ、あとあととっても重要になってくるんです。
今日は練習だし適当でいいですけど、いざってとき迷わなくてよいように、仕組みだけはしっかり押さえといてくださいね。
で、フォームビューに切り替えてみてみると・・・・。
やっぱしどれか1個が黒くなりますよね。
このときの考え方なんですけど・・・。
オプションボタンひとつひとつではなくて、「フレーム0が、今、どうなってるか」って考え方になります。
「[フレーム0]が2」って感じです。なので、オプションボタンひとつひとつの「オプション値」っていうプロパティが、重要なポイントになってくるんですよ。え?なんだっけ??と思った方は、ちょっと上のほうに戻って「オプション値」っていうプロパティ、見直しておいてください。
じゃあ、このフォーム、なんか名前を付けて保存しましょう。
何でもいいんですけど・・・「フォーム1」のまんまでいいや。
じゃ、これを使ってなんか具体的なことやってみますかね。
えーと、じゃあ・・・テキストボックスひとつ作ってください。
わたしのは「テキスト8」っていう名前のテキストボックスになりました。
じゃあ、オプションボタンをクリックしたら、このテキストボックスの中に何か文字が出るようにしましょうか。
では、「フレーム0」のプロパティの「更新後処理」欄をクリックしてください。
「フレーム0」のプロパティ、ですよ。
オプションボタンのプロパティじゃないんで、確認してくださいね。
「クリック時」でもいけるかもわかりませんが・・・。
今日は「更新後処理」を使ってみてください。
イベントについては、また別の機会にいろいろお話したいなと思ってますので、とりあえず今日は何も考えずに・・・。
んでもって、左端のビルドボタンをクリックします。
マクロかコードを使って処理を作ります。どっちでもいいんですが・・・・・。
こういう場合、マクロのほうが書き方とか難しいと思うんで、最初はコードでやりましょう。
マクロは後でお話します。
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