　　3-3 データがなくてもレポートに罫線を引く　について

第3章-3「データがなくてもレポートに罫線を引く」の内容について、ご指摘がございました。
（152ページ～）

CD-ROM　Chpt3\before 収録の「sample3_3.mdb」内の、「Q_明細」クエリのフィールド結合の方法では、プロシージャで追加した空の行が出力されません。
「売上伝票」レポートでの「Q_明細」クエリで、望ましい結合の方法は、以下のとおりです。

　　　　　　　

図1
※「売上伝票」レポートで使用する場合の、望ましい結合
（明細テーブルの全レコードと、商品マスタの同じ結合フィールドのレコードだけを含める）図２
CD-ROM 収録の「sample3_3.mdb」の中の「Q_明細」
（両方のテーブルの結合フィールドが同じ行だけを含める。）

結合プロパティ（結合線をダブルクリックして表示）

しかし、このプロパティを変更すると、「売上伝票」レポートはよくても、「売上」フォームの中の明細行の表示の仕方が変わってしまいます。

レポートとフォームで、クエリを分ける方法がよいのではないか、と、ご指摘を下さった方からお考えを頂戴いたしました。
クエリをもうひとつ用意いただき、以下のようにクエリを使い分けていただければと思います。

＜例＞

１）「Q_明細」と同じデザインのクエリを作る。仮に名前を「Q_明細2」とする。

２）「Q_明細」の結合プロパティを変更する（このページの上の方の、図１参照）

３）「Q_明細2」を「明細フォーム」のレコードソースにする。

ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。


図1 ※「売上伝票」レポートで使用する場合の、望ましい結合（明細テーブルの全レコードと、商品マスタの同じ結合フィールドのレコードだけを含める）		図２ CD-ROM 収録の「sample3_3.mdb」の中の「Q_明細」（両方のテーブルの結合フィールドが同じ行だけを含める。）