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VBEを使っていてワケがわからなくなったら

・なんか黄色くなってます。

プロシージャの実行時エラーです。

プロシージャはまだ実行中ですが、エラーが発生したため、エラーが発生したところで処理を一時停止しています。
エラーの原因を突き止め、ソースを修正しないといけないのですが、そのためにはまずプロシージャを中断させます。ツールバーの ボタンをクリックしてください。黄色い表示はなくなるはずです。中断して黄色くなくなったら、ソースの手直しをしましょう。
 黄色くなったまま、ソースの修正などはしないようにしましょう。



・なんか○印が出てきた。

これは、「ブレークポイント」といって、デバッグ(プログラムの不具合や問題点などを調べること)をするために使うVBEの機能のひとつです。

ウィンドウの左端をクリックすると、そこがブレークポイントとなるわけで、○はその印です。
うっかりクリックしちゃって、デバッグなんかするつもりもないのに○が出てきちゃったら、もう一回その○をクリックしましょう。消えます。
 (デバッグについては、別の章でお話するつもりでおります)



・字が赤くなった。

ソースの構文エラーです。

スペルが間違ったり、必要な記号が抜けていたり、必要なスペースを空けてなかったりしてませんか?
修正すれば、赤い字は元に戻りますので、スペルなどを念入りにチェックしましょう。



・コメント

VBEの中は、勝手にメモとかコメントとか入れることはできません。赤い字になっちゃいます。
何か注釈を入れておきたい場合は、その行の一番左端に半角のシングルコーテーションを入れておきます。

そうすると、その行は無視されます。
注釈以外の場合でも、たとえば1行だけ無視した状態でプロシージャを実行させたい場合などは、
その行の左端にシングルコーテーションを入れます。不具合のテストをするときなどによくやります。
こういうのを「コメントアウト」なんて言います。
言葉の使い方としては「変数に代入する行をコメントアウトしてテストしてみたらどうなる?」なんていう使い方をします。
「変数に値を代入しなかったらどういう結果が出るかテストする」という意味合いになりますね。



・文字の色

VBE内のソースの文字色は、オプションで変更することができます。

(VBEのウィンドウのメニューバー[ツール]→[オプション])
通常の文字色を変えちゃうとすごく見難いと思うんですが、コメント欄とか予約語とかをもっと目立つ色に変えたいときなどはここを変更してください。

ここを変えても動作に影響はしませんので、お好みって感じですね。
文字の大きさや使用するフォントなどもここで変えることができるので、見やすいように変更なさるとよいと思います。