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MS-Access2002チョ〜入門部屋>ということで百人一首 | ||
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新年といえば、百人一首ですね。そうなんです。
そこで今日は、百人一首を題材にして、ちょっとした「ゲーム」を作ってみたいと思います。
歌を覚えたいなぁと思っている方がおられたら、挑戦してみてください。
そうでない方も、息抜き感覚で楽しんでってみてください。
百人一首ですから、当然歌が百首あるわけですよね。
上の句をもとにして、下の句を言い当てるのが、カルタの基本です。
つまり、「100件のレコードの中から、該当するレコードを検索して選ぶ」わけです。
こんなことは皆さん分かってらっしゃると思いますけれど、MS-Accessには百人一首なんてわかりません。
基本的に、日本語はわからないし、上の句と下の句とか言ったって通じません。
しくみは、わたしたちがきちんと作ってやらなければ成立しません。
MS-Accessは、検索したりするための仕組みを作るためのソフトです。
検索できるソフトではありません。そして、その仕組みを作るのは、皆さんです。
そうですよね。
いきなりすごくカッコイイゲームなんて作れるわけがないので、始めは簡単に、上の句と下の句を合わせて正解かどうかを出す仕組みを作っていこうと思います。だんだんとゲームっぽく作っていこうと思ってますので、お時間のある方は挑戦してみてくださいね。
完成予定図↑
■テーブルを作る
百人一首の歌を、テーブルにします。
こんな感じのテーブルを↓作ってください。
フィールド名は何でもいいんですけれど、とにかく、「数値型(長整数型でよいです)」のフィールドを主キーにして、「テキスト型」のフィールドを3つこしらえてください。
テキスト型のフィールドは、フィールドサイズを多めにとっておきましょう。
そんなに長い句はないとは思いますけど、いちおうね。
255桁にしておけば問題ないと思います。というか、テキスト型って、255桁が最大ですからね。
耐え?フィールドサイズって何?ですって??んもー
フィールド名をクリックして、目線を下のほうに移動させると、「フィールドプロパティ」っていう欄がありますでしょう???
ここにあるでしょ「フィールドサイズ」って。
ついでに「フィールドサイズ」っていうところをクリックしてからF1キーを押せば、ヘルプが出てきますから、おさらいしておかれるとよいでしょう。え?テキスト型のことが載ってない?載ってます。↓上のほうに、テキスト型ってあるでしょう。
クリックすれば、細かい解説が出てくるはずです。これ読んでも意味が分からないんじゃ仕方がないですが、とりあえず「設定できるフィールドサイズは最大255バイトです」って書いてありますよね。テキスト型のフィールドサイズの最大は255です。
ただ、これ、神経質になる必要はないんですよ。ここを255にしたからって、テーブルのサイズが大きくなるわけではないのです。
ただ、このテーブルのこのフィールドに入力できる桁数の制限を決めているだけであって、255バイト分場所をとっているわけじゃないんです。ここ、神経質にバイト数を設定している人も多いみたいなんですが、あんまり意味はないので(きちんとテーブル設計をするという意味では重要だと思いますけれど、ファイルサイズやテーブルサイズを小さくするためにやってるのであれば、その方面の効果はないです)、考えない方がいいと思います。こういう設定で切り詰めたつもりになっていても、結局のところ、実際に入力されたデータの文字数でテーブルサイズは決まっていきますからね。
ただ、デフォルトは50桁なので、例えば住所とか(京都の方なんて、長い住所、ありますよね)コメント文とか入れるときは、変更をしておいた方がいいでしょう。要するに、「何バイトにしておくか」ではなくて「必要な場合は50を255に変更しておく」と、それくらいに思っておかれるのがよいかと思います。
では、このテーブルに、百人一首の歌を入力しておいてください。