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MS-Access2002チョ〜入門部屋>MS-Accessを使いこなすために・・ | ||
うちの社員たちは非常によく働くんですけどね。
でも、たまに、あちこち出かけて行っては物を壊して帰ってくることがあるんですよね。
身体が大きいし、ちょっと凶暴なやつもいるので・・・。
そこで、「被害状況テーブル」という名前のテーブルを作って用意してましたっけ。
ではでは、フォーム作りのおさらいです。
「被害状況テーブル」にデータの入力をするためのフォームを用意したいんですけどね。
できれば、「名前」も表示されるようにしてほしいなぁ。
こんな感じの、表形式のフォームがあればオッケーデス。
今までやってきたことを思い出しながら、できるところまででオッケーですから、じっくりおさらいしてみてください。
ぜ、ぜんぜんわかんない???
うーん・・・。
上のフォームの土台となるのは、
こんな感じのクエリです↑
ここまでイメージが湧いてくればしめたもんですよ。がんばってください!
そうそう、ウチの社員の顔写真を、社員フォームで見れるようにしたいなぁと思うんですよ。
写真の取り扱いが非常に難しい社員ばかりなんですけどね・・・。
まあ、ここで、データベース作りの練習目的で使うのなら、問題はないと思うんです。
いちおう、これから写真の取り込み作業をやってみようと思います。
みなさんも、もし、お手持ちに何か写真画像などをお持ちでしたら、同じようにやってみてください。
写真だと、JPEGっていう形式のファイルになっていることが多いかもしれないですね。
デジタルカメラとか、スキャナーで取った画像とかを保存するときに最もよく用いられるファイル形式です。
MS-Accessでも、画像ファイルなどを取り扱うことはできますが、取り込むことのできるファイル形式がいくつか決められているはずですので、写真とかを扱いたい場合はあらかじめヘルプを見ておいてくださいね。
今日は、JPEG形式であらかじめ写真が用意されているものとして、お話します。
写真のサイズは、全部同じ大きさに整えておいたほうが扱いやすいでしょう。
あと、あんまりファイルのサイズが大きいものはやめたほうがいいです。
MDBのファイルサイズは、最大2GBまでと決められてます。はっきりいって2GBのパソコンファイルなんてぞっとしますし・・・。
500KBのファイルサイズの写真を100件分取り込んだらそれだけで確実に、MDBのファイルサイズが50MB増えることになります。あまり大きな画像は取り込まず、他の方法を用いるようにしたほうがいいですね・・・。
といっても今回は他の方法をお話できませんのですが・・・。
では、まいりましょう。
まず、社員テーブルにひとつフィールドを増やします。
データの型はOLEオブジェクト型。
「OLEという、Windows上のいろんなソフトウェアの間で共通の規格にのっとった形のデータを扱う」というデータ型です。
写真とか、画像とか、ムービーとか、Excelのファイルなども埋め込むことができちゃうんですよ。
では、フォームを保存してから、データシートビューに切り替えてみましょう。
でもって、右端のほうを見ると、ちょっと変わった感じの列ができてると思います。
クリックしても、カーソルが出てくるわけじゃなくて、点線で囲まれますよね。
では、ここに、実際に社員たちの顔写真を入力していこうと思います。
まずは、01001の社員からいきましょうか。今、点線で囲まれてるところをさらに右クリックしてみてください。
「オブジェクトの挿入」っていうメニューを選びましょう。
取り込むファイルを指定するダイアログボックスが出てくるので、まず、左端の「ファイルから」というやつをクリックしましょう。
ファイル名を指定することができるようになります。
「参照」っていうボタンをクリックして、ファイルを指定しましょう。
そうすると、ファイルの一覧が出てくるので、社員01001の写真を選びます。
で、OKボタンをクリックすれば、オッケーデス。
取り込むとこんな感じになります。
ちょっと不思議な感じもしますが、文字とか、数字とかを入力するのとおんなじ感覚で、写真のファイルがフィールドの中にぽっくり納まってるって感じなんですね。
なので、大きなサイズのファイルを埋め込むと、それだけこのテーブルのサイズが大きくなる、ってことになります。
くれぐれも、あんまり大きなサイズのファイルを扱わないようにしましょう。
え?どのくらいの大きさまでなら大丈夫なのかって?
そうですねぇ。・・・・4バイトくらいかしら。
っていったって、そんなちっさいファイル用意できませんでしょう???
でも、ファイルサイズなんてもんは小さければ小さいほうがいいんですよ。
大きいファイルはそれだけ、トラブルがおきやすくなるもんです。
だって、10m四方のでかい布団より、薄くて軽い毛布のほうが運びやすいでやんしょ?
でもだからといって、写真っていったらある程度のファイルサイズにはなっちゃいますよね。
虫眼鏡で見なきゃならないようなちっさい写真画像なら、ないほうがいいだろうし・・・。
データベースの世界はなんでもそうですが、上限があるわけじゃありません。
MS-Accessが、安全な上限を決めてくれるわけじゃない。皆さんご自身が決めることなんです。
実はこういうのも、データベースの難しいところでもあるんですけどね・・。
少なければ少ないほうがいいけれど、でも、必要なものは用意しなくちゃならない・・・。
そう考えると、「どれくらいのファイルサイズまで大丈夫なんですか?」なんていうクエスチョン、ちょっとナンセンスですよ。
画像の処理をするようなソフトを使ってなるべくサイズを抑えた写真ファイルを用意するようにしましょう。
と、こんな感じで、ひとりひとり丁寧に写真を取り込んであげます。
ちょっとめんどくさい感じもしますけど、文字や数字を入力するのと同じ感覚ですからね。
がまんしてがんばります。
そしたら、テーブルは閉じまして・・・・。
次に、「社員フォーム」をデザインビューで開きましょう。
顔写真のフィールドを、フォーム上にも追加してやります。
追加するためには・・・。手っ取り早いのは、フィールドリストから追加するやり方かな。
ツールバーの「フィールドリスト」っていうツールボタンをクリックしましょう。
で、出てきたリストから、「顔写真」をフォーム内にドラッグしてみましょう。
写真とか、いわゆる「OLE」っていう規格モノを表示するための、専用のヤツがあるんですよ。
出てきた四角枠は、まさにそれなんです。デザインビューで見るとただのグレーの四角ですけどね。
写真の大きさに合わせて、大きさを調節しましょう。フォームビューと切り替えながら調節してってください。
フォームビューに切り替えると、それぞれの社員の写真が表示されるようになります。
なかなか男前でしょ↑
画像さえ用意できれば、地図とか、会社のロゴマークとか、商品の写真とか、本やCDの表紙とか、いろんなものをデータベースに取り込むことができますよ。
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