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さて、やってまいりました。データベース界の影のスター、クエリの登場です。
クエリというのは、「テーブルからデータを絞り出したりなんかするために作るもの」と考えてください。
いろんなことができるオブジェクトなんですけれど、あんまり欲張っちゃうとわけがわからなくなっちゃいそうなんで、少しずつ範囲を広げていきましょうかね。
皆さん、SQLっていう言葉、聞いたことありますか?
Structured Query Languageの略で、リレーショナルデータベースとやり取りをするために考え出された、データベース操作用の言語です。読み方はえすきゅーえるでいいと思います。
ソフトの名前とかじゃないんで、実体をご紹介しにくい存在なんですけど・・・。

たとえば、上のようなテーブルがあったとして、ここから「時給が2000円以上の人の名前だけ表示させたい」場合、
Select 名前,時給 from 社員テーブル Where 時給>=2000
って感じになります。ほんとですって。こういうのをSQL文っていいます。ほんとなんですって。
こういう文を作って実行すると、

こういう結果が↑返ってくるわけです。ほんとなんですってば。もー信用ないなぁ。
実行するっていうところが微妙なんですが、たいていのリレーショナルデータベース系のソフトには、こうしたSQL文を作って実行するための機能とかツールとかおまけソフトとかがついてたりします。っていうか逆に、リレーショナルデータベース系のソフト使うなら、SQL文が書けないとお話にならないわけです。
SQLっていうもの自体は、コンピュータの言語といってもそんなに単語数はないし、VBとかCとかああいったプログラム言語とはちょっと違いますんで、非常に単純で簡単です。でも、単純で簡単な文法しかないので、それを駆使して、テーブルから必要なデータだけ取り出すようなSQL文を書くのって、すごく難しいんです。ほら、よく、「5本のマッチ棒を使って三角形を4つ作りなさい」とかそんな感じの数学パズルってあるじゃないですか。大掛かりな数式とかじゃなくて、一見シンプルだけど、ものすごく工夫しないと解けないような・・・皆さんそういうのお得意ですか?SQL文を書くのって、そんな感じです。
なので、とっても奥が深いし、習得するのも大変なんですよ・・・専門の書物もたくさん出版されてます。
MS-Accessだって立派な(立派かどうかわからないけど)リレーショナルデータベースなので、テーブルの中のデータを扱うためにはやっぱりSQLっていう言語を使う必要があります。でも、これ勉強しないと使えないんじゃ、先が思いやられる・・・・ということで、画面からマウスでちょこちょこっと操作するだけでSQLっぽいものを作ってくれちゃう、っていうオブジェクトが用意されました。そいつがクエリです。
一般的にリレーショナルデータベースの世界だと、テーブルとやり取りをすることや、やり取りした結果などのことをクエリと呼んだりしますが、MS-Accessの場合は、クエリというオブジェクトがあって、これを作って実行することで、テーブルからデータを取り出したり、テーブルの中のデータを一括で操作したりすることができる、っていう感じになりますね。
これって、実体を理解するのが難しいかもわかんないんで・・・。
いろいろ作ってみて、少しずつ理解を深めていきましょうね。
ちょっと触ってみてわかんないからってやめちゃダメですよ。がんばりましょう!
んでは、データベースウィンドウの左側から、「クエリ」をクリックして、「新規作成」ボタンをクリックしましょう。

こんな画面が出てきました???

「デザインビュー」が反転している状態で、OKボタンをクリックしましょう。
ここで、このクエリが基にするテーブルを選びます。つっても今回はまだこれしかないので選びようがないですけども。
「社員テーブル」のところをクリックしましょう。

で、右側にある「追加」というボタンをクリックします。
すると、今見ているウィンドウの後ろ側っていうか、左上のほうに、「社員テーブル」っていう小さい枠が現れたんじゃないかと思います。これでオッケーです。

で、テーブルの一覧のウィンドウだけ閉じます。「閉じる(C)」っていうボタンが、右のほうにありますよね。
これをクリックしてください。
なんかこんなわけのわかんない画面が出てきましたよ。

こいつが、クエリのデザインビューです。
上下に分かれてて、上がテーブルのフィールドリスト、下がデザイングリッドといいます。
呼び方は何でもいいと思いますけども、いちおう、上下分かれてるみたいだなってことだけ確認しておいてください。
どういうクエリにしたいのか、このテーブルからどういうデータだけ取り出したいのか、っていうことを、下の段に作っていきます。
デザイングリッドの中を見てみてください。
フィールドという行がありますよね。ここに、「このクエリで表示させたいフィールド」を横に並べていきます。
そうすると、その順番で、選んだフィールドのデータだけ表示されることになるのです。
こうすると↓

こういう結果になります。↓

じゃあ・・・やってみましょう。
名前 時給 ペンだこ の3つを選んで横に並べてみましょうか。
上の段のフィールドのリストから、「名前」をグリッドまでドラッグしてみてください。

また、フィールドグリッドから直接選んでもオッケイです。

こんな感じになりました。

このクエリ開くとどうなるか、ちょっと見てみましょうか。
画面の左上にあるツールボタンをクリックしてみましょう。
![]()
データシートビューの状態になりますね。
で、「社員テーブルから名前と時給とペンだこを取り出して表示している」わけです。

クエリ自体はデータを持ってるわけではないのですが、こうやって開く(データシートビューの状態にする)ときに、テーブルにお伺いを立てて、言われたとおりのデータだけ取ってきてこうして表示してくれるわけです。
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