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 MS-Access2002チョ〜入門部屋>基本をマスターしよう
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4.いろいろな「データ型」

テーブルのデザインビューのウィンドウに戻りました。
まだ、1行目の「社員番号」のところにカーソルがありますよね。

で、この時点で、画面の下のほうに視線を移すと、「フィールドプロパティ」っていうところ、いろいろ項目が並んでますよね。

これは全部、「社員番号という名のテキスト型のフィールドの、いろんな設定とか」なんです。いろいろあります。
いろいろあって気になるところですけれど、ここで欲張ってはいけません。
「いろいろな設定があるんだな」くらいに捉えて気楽に考えておきましょう。
あ、でも、ひとつだけ・・・「フィールドサイズ」っていうところが、50ってなってますよね。
これ、50バイトまで入力可能っていう意味です。
50バイト、っていう意味なので、ひらがなや漢字のような、いわゆる全角文字だと25文字ってところですかね。
で、最大255バイトまで増やすことができます。
社員番号が80桁くらいある場合はここを増やさないといけませんね。
少なければ少ないほど、内部的な処理速度は向上するらしいんですけれど、実際には・・・あまり神経質になる必要はないと、わたしは思います。だから、たとえば社員番号が8桁と決まっていたとしても、ここは50バイトのままでよいのではないでしょうか。なんて思ったりしちゃって。

そんなわけで今日は50のままでオッケイです。
ただ、そういう設定項目があることだけ、少しだけ抑えておいてください。



じゃあ次。え?説明が長すぎる?
しょうがないじゃないですかっお話したいことがいっぱいあるんだからっ

ええと、「名前」「部署名」も同じ感覚でトントントーンって入力しちゃってください。
で、4つ目の「時給」なんですけど、これはデータ型を「数値」にします。
あっ、「自給」だって。笑っちゃうわ。我ながら。

その後、下の「フィールドプロパティ」っていうところを見てください。

また、「フィールドサイズ」っていう欄がありますよね。
でも、どうやら今度は「桁数」を入力するわけじゃなさそうです。
数値型の場合は、桁数指定ではなくて、「どれくらいの桁数を保持するか」によってパターンから選ぶような感じになります。
これがまた、いろいろと難しいんですけど・・・。
一覧を見てみてください。いろいろありますね。


多分、デフォルトは「長整数型」って書いてあると思います。
コンピュータの世界ではLongって呼ばれてる、わりとよく使われるタイプの数値型です。
他にはどんなのがあるのかな。。。
右側の青い文字の説明を読むと、「通常は倍精度小数点型と長整数型を使用します」なんて書いてありますね。

どう違うのかな・・・。
じゃ、フィールドサイズっていうところにカーソルがある状態で、F1キーを押してヘルプを見てみましょう。
ヘルプに、いろいろと注意点とかも書いてありますね。。。。
数値のデータの入力をけっこう扱う可能性が多い方は、お時間があるときに一通り目を通しておかれるとよいと思います。
あんまり数値データは扱わないかもナーという方は、あ、こんなのがあるのね、程度でよいでしょう。



要は、小数点以下の桁がない値の場合は長整数型、小数点以下の桁数がある場合は浮動小数点型を使うようにすればいいんじゃないか?っていう意味みたいなんですけど、でも・・・・MS-Accessに限らず、コンピュータの世界で「小数点」っていうものは非常に難しいものなのです。つまり、小数点以下の桁数が決まってない(小数点の位置が浮動)データというものは、わずかな誤差が生じやすいんです。
もちろん、ふつうのパソコンソフトを使ってる分にはこんな難しいこと気にしなくてもいいんですけど、最近のパソコンソフトって、けっこう本格的な機能をいっぱい持ってるし、本格的に使いこなそうとするとこういう問題を避けて通るわけにはいかなかったり・・。これについては、もはやMS-AccessとかWindowsに限ったことではないので、もし興味がある方は、情報処理系の書籍などを紐解いてみてください。
わたしが参考にしている文書がマイクロソフトの技術情報サイトにありますので、ひとつご紹介しますね。
[VB4] データ型と演算誤差についての注意
(もし、リンクが途絶えているようでしたら、オンラインサポートページから直接入って検索してくださいね。オンラインサポートっつのは、MS-Accessのメニューバーの[ヘルプ]の中から[MicrosoftWebページ]を選べば行けるアルよ)



そんなこんなで、必要ないなら、小数点以下の桁数のことを考えないでも済む長整数型などの数値型を使ったほうが、コンピュータとしてはありがたいと言えるでしょう。でも、必要なのに省いちゃうのは本末転倒なので、必要に応じて使い分けをする必要がありますね。

また、数値型のほかに、通貨型というデータ型もあります。

基本的には数値型と同じなんですが、小数点以下の桁数が最初っから4桁と決められているので、誤差が生じにくいとされています。こっちを使うのもひとつの手ですね。
コンピュータの内部的な部分への配慮も十分に施すのはとても難しいし、たくさんの知識が要ります。
少しずつ慣れていくとして、とりあえず、小数点以下の桁数が必要か必要でないかだけ考え、長整数型と浮動小数点型を使い分けていきましょう。
え?結局どうすればいいのかって?
うーんそうだな、今日は、長整数型のままにしておきましょうか。



じゃあ、次・・・。「入社年月日」ですが、こいつはデータ型を「日付時刻型」にしましょう。

日付時刻って、Windows全体で標準的な持ち方をしてるんですよ。
そいつを拝借して使っちゃおうっていうタイプのデータ型なんですけどね。

日付時刻型といっても、基本的には「数値扱い」です。
1899/12/31を1として、それから何日経過したかを表した値を、年月日の表示形式に直して表示したものらしい。
時刻部分を小数点以下の値として持ちますが、時刻の入力を特にしてなければ、0:00:00として扱われます。
2002/1/1は37257です。
でも「1989/12/31から37257日目です」じゃわけがわからないので、2002/1/1と表示させてるわけなんです。
フフフ。なかなかおもしろいでしょ(自慢することか)
テキスト型のフィールドに文字として2002/1/1って入力するのとはゼンゼン違うので、日付関係は「日付時刻型」にしておかないとならないですよ。だからこそ、あらかじめ「どういうデータが入力される項目なのか」を洗い出しておく必要があるんです。



次に、「ペンだこ」ですが、あるのかないのかを手っ取り早く入力していきたいので「Yes/No型」というタイプを使おうと思います。
これ、案外便利なんですよ。後で詳しいことは見てみましょう。



データ型に関しては、いろいろと細かい注意点などもありますので、ヘルプを一通り眺めておかれることをお勧めします。
いちおう、カンタンな表にしてみましたので、こいつも参考にしてください。でもまずヘルプを見たまえ。


【MS-Access2002 テーブルデザインでのデータ型】

 
データ型 ちょっとした説明
テキスト型 文字を入力するためのデータ型。あと、電話番号とか「計算させる必要のない数字」とかのときも。最大255バイト(半角で255文字)
メモ型 テキスト型じゃ文字数が足りないとき。いっぱい入力できる。65,535文字まで。Windowsのアクセサリの「メモ帳」に入力できるくらいはオッケイってことかな。
あくまでも「文字だけ」なので、表を作ったり罫線引いたりできるわけじゃないですよ。説明書きとか長めの文章を入れるのに使うデータ型です。
数値型 バイト型
(Byte)
0〜255。少数部分はなし。
整数型
(Integer)
-32,768 〜 32,767。少数部分はなし。
長整数型
(Long Integer)
-2,147,483,648 〜 2,147,483,647。小数部分はなし。
単精度浮動小数型
(Single)
負数:-3.402823E38 〜 -1.401298E-45
正数:1.401298E-45 〜 3.402823E38
倍精度浮動小数型
(Double)
負数:-1.79769313486231E308 〜 -4.94065645841247E-324
正数:1.79769313486231E308 〜4.94065645841247E-324
十進型
(Decimal)
-10^28-1 〜 10^28-1
ようわからんぞこれじゃ(笑)とにかくかなりの桁数いける。
レプリケーションID
(Replication ID)
GUIDっていうものらしい。これもちょっと特殊かな。
また別の機会があれば。
日付/時刻型 日付および時刻。年数として指定できる値の範囲は 100 〜 9999。9999年って、この世の中どうなってるんかな。
通貨型 小数点以上が15桁、以下は4桁。「売り上げ金額」みたいなフィールドとか、かなり桁数が多くなる可能性の高い値とかにおススメ。
オートナンバー型 データを追加入力するたびに、MS-Accessが勝手につけてくれるというデータ型。適当にバラバラな数字がつく「ランダム」と、1ずつカウントアップされる「インクリメント」のどちらかを選択できる。データを削除するとその番号は飛び飛び欠番になるし、まったくMS-Accessにお任せ状態でこちらでは制御できないので、「伝票番号」とかみたいな意味のある番号付けにはあまりお勧めではないとわたしはかように思います。見た目別に何番がついてもいいような場合にのみ使うべきじゃないかな。まあ、お好みですけど。
Yes/No 型 Yes/No、True/False、On/Off 。実際には-1と0かな。
扱いは意外にも「数値」なんだよね。
OLE オブジェクト型 いろいろなものを埋め込んだりリンクさせたりすることができる。Excelシート、Word文書、グラフィックス、音声・・・。1GBまでいけるそうだ。んでも1GBのファイルなんかおっかねーって感じするけど、やろうと思えば論理上はいけるらしい。どういうもんが可能なのかは、ヘルプへGo!!!
ハイパーリンク型 ネットのURLとかメールアドレスみたいな、ああいうのが代表格か。基本的に青い字でアンダーラインがついてて、クリックするとどっかほかのところにポーン!
ホームページ作ったりする人はこういうの詳しいかもしれないけど、ハイパーリンクってのは「表示文字列」「アドレス」「サブアドレス」「ポップヒント」の4つの部分から成り立っててるらしいんだけど、MS-Accessでの「ハイパーリンク型」ではそれぞれ2048文字まで指定できるんだそうだ。
ルックアップウィザード ちょっと特殊なやつ。厳密には「データ型」そのもののことではなくて、ちょっとしたお役立ち機能のことなので、こいつはまた別の機会にトライしよう。



さ!できた。これで完成です・・・の前に、もうちょっとだけややっこしいお話をしますよ。
「主キー」というお話です。これがかなり難しいんだなー・・・。説明が。がんばるぞう。