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さてさて、いろいろあるオブジェクト、ひととおり作ってみようと思うんですけど、どれから取り掛かったらいいかな・・・。
ほんとは、全体の構図を設計してから取り掛からないとならないんですけれど、今日は練習なので・・・うーん、そうだなぁ。
作業としては、テーブルから作り始めることが多いと思うんで「テーブル」からいきましょうか。
テーブルとは、データがたまっていく「器」のようなものです。
バケツとか、ゴミ袋とか、風呂桶とか、そういう入れ物系を想像してください。
風呂敷とか貯金箱とか弁当箱とかスーツケースとか貸し金庫とか賽銭箱とか郵便ポストとかコインロッカーとか、なんでもいいですよ。そういうものを頭に思い浮かべてください。
・・・。
たくさん思い浮かびました?
まあ、これからの作業とはあんまり関係ないんですけどね。ハハハ。
あっ!物を投げないでっ!
たとえば、皆さんは普段、ビスケットとカステラと干ししいたけを売るお仕事してらっしゃいますよね。
してらっしゃいます。
バケツにビスケットとカステラと干ししいたけを適当に詰めて、街に出ます。出ます。
干ししいたけを拾いました。
ビスケットが4つ売れました。
カステラを盗まれました。
さて、ビスケットは今、いくつある?
と、聞かれたときに、「5つあります」とスッと答えられるようにしておく、っていうのが、データ管理の基本です。
といっても、常に常に広げて持ち運ぶわけにもいかないので、普段はバケツにしまってコンパクトに持ち運びます。
「あといくつあるの?」って聞かれたときとかに、すぐ答えられるようにしておく、っていう感じです。
この場合の、バケツそのものが、「テーブル」にあたります。
バケツつくりのポイントは、「どういうものをどういうふうにしまいたいのか」です。
今回は練習なんで・・・。
そうだなぁ。社員番号と、名前と、部署名と、時給と、入社年月日と、ペンだこがあるかないか、そんな感じの項目を持たせてみましょうか。
えっ?ペンだこって何かって?そんなの各自辞書引いて調べて調べて。

あんまり難しく考えなくても大丈夫っちゃあ大丈夫なんですが・・・。
まず、社員番号って、数字だけの場合もあると思いますけど、アルファベットとかが入る場合もありますかね。
それに、たいてい、桁数は6桁なら6桁でそろってて、社員番号同士足し算したりするようなこともないし、たまたま数字なだけって感じの場合が多いかもしれません。
皆さんの会社や学校の社員番号や学籍番号はどうですか?
「895158」を「ハチキュウゴーイチゴーハチ」と読ませるか、「はちじゅうきゅうまんごせんひゃくごじゅうはち」と読ませるか・・・。前者のパターンのほうが多いのでは。そしたらこういうのは「数字だけど数値ではない、文字扱いの数字」という考え方になるんです。
時給は、金額を入れたいので、「数値」ですね。
後々足し算引き算など計算の対象になるかもしれない値は「数字で、しかも数値」なのです。
数値は、コンピュータでの扱いはいろいろ難しくて、特に小数点以下の桁数の扱いについてはいろいろ注意が必要なんですよ。
いろいろ、難しいんです・・・とりあえず小数点以下の桁が必要か、それくらいは最初に見当つけておいたほうがよいかも。
金額の場合は・・・「何十何円何銭」なんて場合は、小数点以下の桁が必要になりますけど、普段は必要なさそうかな、とか。
そういう感じの見当をつけておきます。
後は、入社年月日、これは、紛れもなく「日付」ですね。
「日付」っていうのも、コンピュータではちょっと変わった漢字のデータの持ち方をさせるので、「ああ、入社年月日は、日付だな」と、そんな感じで考えて置いてください。
ペンだこは、「ある」か「ない」か、二者択一ということで考えていこうと思います。
と、だいたいこんな感じのことを、実際に作り始める前にまとめておきます。え?まとまってない?いいえ、いいんです。
もちろん、「テーブル設計」って、きちんとデータベースの理論に基づいてやってかなきゃならないところなんですけども、でも、あんまり難しく考えすぎて本来の目的を見失っちゃったらいけませんので、とにかくどういうデータを管理していきたいのかパパッと紙にでも書き出して、それぞれ「数値かな、文字かな、日付かな・・・」と、設計っつったってそんな感じでオッケーです。
では、作ってみましょう。
データベースウィンドウの左側の、「テーブル」というところをクリックして選択します。
(選択されてればそれでオッケイ。それが、「テーブルに関する操作をする」という状態なんですよね)

画面上のほうにある、「新規作成」っていうボタンをクリックしましょう。
「新しくテーブルを作る」っていう動作になります。
こんな感じのちっさいウィンドウが出てきますね。

「どういう方法でテーブルを作るのか?」と、聞かれているような状態です。
どれでもいいんですけど・・・・基本を理解するためには、慣れるまでしばらくの間、「デザインビュー」っていう方法で作ってった方がいいと思います。
ようするに、だれの手も借りずに手作りする、っていう感じです。
じゃあ、「デザインビュー」を選んで・・・。
出てきたウィンドウに注目しましょう。

このウィンドウのことを、テーブルのデザインビューなどといいます。
「テーブルのデザインビューのウィンドウ」って表現したほうがあたりかな・・・。
まだ名前を付けたりとかそういう作業をしてないので、仮の名前「テーブル1」という名前のウィンドウです。
テーブル1の1は、半角の数字です。
で、ウィンドウの中を見ると、「フィールド名」とか「データ型」とか、ありますね。
下のほうに「フィールドプロパティ」とかいう欄があったりします。

「フィールド」っていうのは、いわゆる「項目名」を入力するところです。
下の表で言うと、オレンジ色のマスメの中に入力した言葉をそのまま持ってくればオッケイ。

次の「データ型」というところは、さっきちょっと考えましたよね。
日付なのか、文字なのか、数値なのか・・・・そういうのを指定します。
「説明」は、何も入力しなくてもオッケイです。入力してもいいけど。要はメモ書きです。
こういう、テーブルを作ったり編集したりする画面を、「テーブルのデザインビュー」と呼ぶのです。
操作手順よりもまず、このウィンドウがテーブルのデザインビューであること、この画面を使ってテーブルを作ったりするのだということ、を、覚えてくださいね。
「社員番号」って入力すると、「データ型」のところに「テキスト型」ってつきますよね。
「テキスト型」というのが、文字型のデータが入るよという意味の指定になります。

社員番号は、数字ですけど、文字扱いで、よかったんでしたよね。
だからテキスト型のままでオッケーです。
カーソルが「データ型」のところに移動してると思いますけども、もう一回左側の「社員番号」っていう文字のところに戻してみてください。
で、右下をみてみると、青い字で↓何かコメントが書いてないですか?
![]()
「フィールド名はスペースも含めて64文字・・・」とか。
どうやら、名前を付けるのにも、いろいろ規則がありそうです。
ヘルプを表示するにはF1を押してくださいとありますね。F1、押してみましょう。
フィールドの名前についての解説が出てきます。
「ヘルプ」って、めんどくさいし敬遠されがちですけれど、必ず参照するようにしましょうね。
ちょっと下のほうに、「Accessオブジェクトの名前付け規則に従って、フィールド名を入力します。」って書いてありますね。
うーむ、名前付け規則ってなんなんでしょう。左側の「質問」っていうところに入力して、調べてみましょう。

なんか、いろいろ詳しく書いてありますよね。
フィールド名はほんとに何でもいいんですけど、あんまり長すぎるのとか、半角全角が混在しているのとかは、あんまりお奨めじゃないです。多分、入力ミスの基になるし・・・。MS-Accessの中では名前って、すごく大切なんですよ。
今日は練習なので適当につけますけれど、できればデータベース全体で統一してつけてったほうがいいですね。
つっても、どうつけたら使いづらいのか実感が湧かないとどうにもならないと思うんで、今日はもう自由にやってみましょう。
ただ、VBAで自分でコードとかSQL文を書いて処理することが多い、という場合は、たとえばスペースとか、記号類とか、漢字ひらがななどでフィールド名をつけると処理に影響を及ぼす場合がありますから要注意ですね。っていうか、SQLなんか率先してやるような人にとってみたら当たり前のことなので、特に取り上げる必要はないんですけれど、今日はじめてデータベース作りに挑戦する人にとってみたら、まだ未知の世界のお話ですもんね。
ゆっくり見極めていくとしましょう。
MS-Accessのヘルプは、別ウィンドウになってかなり強引に幅を利かせてきます。
必要なくなったら閉じましょう。
出しっぱなしでも別に問題はないと思いますが、必要ないのなら閉じといたほうがいいですよね。
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