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 MS-Access2002チョ〜入門部屋>基本をマスターしよう
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2.データベースの新規作成

ではでは、まずMS-Accessを起動します。
起動すると、右側に白い欄が出てきます?多分その中に「空のデータベース」っていうのがあると思う。
そう!それだ!そいつをクリックだ!!

(右側に白い欄がなかったら、画面左上の「新規作成」ツールボタンをクリックしよう)



新規にデータベースを作ろうとすると、いきなりファイル名をつけろといってきますね。
これがいわゆるmdbファイルになります。

MS-Accessを終了させた後は、これが「ファイルの一覧」などで見たときの「ファイル名」になりますので、なるべく分かりやすいものをつけたほうがいいですね。
今日は練習ですから、「練習台」とでもつけましょうか。

保存する先のフォルダ名も、変更が必要なら変更しましょう。
まあ今日は練習なので、マイドキュメントとか、そういうところに保存すればよいと思います。



すると、こんな感じの小さなウィンドウが↓出来上がります。

このウィンドウのことを「データベースウィンドウ」と呼びます。

いちおう、このウィンドウがすべての作業の基点になるので、これを見たらデータベースウィンドウ、データベースウィンドウといったらこのウィンドウ、という具合に、頭の中で結びつくようにしておかれるといいと思いますよ。
このウィンドウの左上を見ると、「練習台」って書いてありますよね。
このウィンドウが言わばmdbファイルそのものなんです。
データベースウィンドウを閉じると、「練習台.mdbの作成作業は終了」という意味になります。



ためしに閉じてみましょうか。

どうでしょう・・・。
な―んもなくなっちゃったと思います。
MS-Accessのウィンドウがあるだけで、その中は一面グレーですよね。

今の状態は、MS-Accessを起動しているだけで、どれもデータベースを開いてない状態って感じです。

データベースを開くためには、左上のツールボタンをクリックしてmdbファイルを選ぶか、右側に白い欄が表示されてて最近使ったデータベース名が参照できるようになっていればそれをクリックしてもよいでしょう。

そうすればまた、「練習台」のデータベースウィンドウが出てきますね。
このあたりの操作は、ファイルを開く、閉じる、という、MS-WordとかMS-Excelとかの感覚とおんなじです。

こういうのは「慣れる」しかないかもしれないですが・・・・。
うっかりボタンクリックしちゃったりして、よくわからない画面になっちゃってパニクっちゃってたら、先に進めないですもんね。
画面の中に出ているウィンドウが何なのか、閉じるとか開くとかするとどうなるのかがゼンゼン分からない状態だと、結局「作業の順番を丸暗記」するしかなくてかなりツライと思います。机の上に、本とか書類とかを並べて仕事をしているときの様子を思い浮かべながら、おんなじような感覚で操作してみてください。
これから先も、操作手順を書いてますけれども、それはあくまでも「慣れる」ためにひととおり同じように動かしてみましょうということであって、決して「その手順どおりに動かさなければならない」ということではありません。
出てくる画面ひとつひとつの意味と役割を理解しながら操作してみてくださいね。

わけわかんなくなっちゃったらMS-Accessを終了して、一息入れてから再度挑戦してみてくださいね。



このウィンドウ、ちょっと見ていただくと、雰囲気お分かりいただけるんじゃないかと思うんですが・・・。

みなさん、インターネットでいろんなホームページご覧になりますよね。
左側にメニューがあって、メニューのどれかをクリックすると詳細が右側に表示される・・・なんていうページ、結構見かけるんじゃないかと思います。
このウィンドウも同じような感覚で、左側が「メニュー」、右側にその詳細が出るような感じになります。

たとえば「テーブル」というところをクリックすると(あるいはクリックされた後だと)、図のようにちょっと色が変わりますよね。
枠で囲まれているというか。

こういう表示のときは、「テーブルの一覧を表示している」という状態になります。
「クエリ」というところをクリックすると、クエリに関する一覧が表示される・・・という具合に、どのオブジェクトに関する作業をするのかによって、左側のどれかをクリックするということになります。
で、上のほうに、「開く」「デザイン」「新規作成」というのがあると思うんですけど、これと組み合わせることによって、

 「テーブルを開く」
 「クエリを新規作成する」
 「フォームのデザインを変更する」



といった操作になるわけです。
この辺の雰囲気を理解しておくと、丸暗記なんかしなくてもスムーズに操作することができると思いますよ。

それ以外にも、「デザインビューでテーブルをどうのこうの」とか、いろいろ書いてありますけども・・・。
(こういうの↓)

今回はこういうのは無視して、ほんとの基本の基本の操作に忠実にお話していきますね。

一口に「テーブルを作る」っていっても、いろんな方法があるんで、慣れてきたら一番しっくりくる方法を「定番」になさればよいと思いますよ。それまではちょっと退屈な作業が続きますが、ファイトファイト!
くどいようですが、手順を「丸暗記」しようとしちゃいけませんよ。
とにかくこの「データベースウィンドウ」っていうものから、テーブルを作ったりクエリを作ったりし始めるわけで、そこんとこをしっかり把握してってくださいね。操作手順はわたしがきっちり書きますんでそのとおりに進めていただいて、進めながら、「この操作はどういう意味があるのかな」とかそんなことを考えながら、雰囲気をつかんでいってください。焦って手順を丸暗記しようとしたらいけません。それだけは忘れないで下さいね。



だいたい、こんな、何ページにも及ぶ操作手順、覚えようなんて思うこと自体間違いですよ。マジで。
覚えるんじゃありません。慣れるのです。きら〜くにいきましょう。

あっ、それから、あとひとつ・・・。
このウィンドウの上のところ見ると、(Access2000ファイル形式)って書いてあるところがあると思うんですけど・・・・。

わたしのは、(Access2002ファイル形式)になってます。
が、今回はこれはあまり気にしないでください。
MS-Access2002は、全バージョンのMS-Access2000のファイル形式も持つことができるようになってます。
多分、標準が「2000ファイル形式」になってるんだと思います。
どこがどう違うのか、どう影響が出るのか、これからいろいろ実験していきたいなと思ってますが、基本的な操作方法を見ていただくうえでは、違いはないと思いますんで、みなさんはAccess2000ファイル形式のままで、操作を続けてってくださいね。

参考までに・・・。「標準的に使用するファイル形式」を変更するには、メニューバーの[ツール]→[オプション]で、詳細というところの中にあります。

でもとりあえず、ここは操作しないほうが、いいんじゃないかなって思いますよ。
あ、この「オプション」っていうところの中には、MS-Accessの大切な設定が集まってます。やたら触っちゃうとわけわかんないことになっちゃいますから、いじらないようにご注意を・・・。