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 MS-Access2002チョ〜入門>MS-Access2002の仕様



MS-Access2002の仕様

MS-Accessのヘルプの「MS-Accessの定義」っていう項目の中からの抜粋です。もうそのまんま。
こういう情報はあくまでも参考資料であって、普段は気にしないほうがいいとは思いますけれども・・・・。
もしかしたらあらかじめ承知しておかれたほうがいいこともあるかもしれませんね。よかったら参考にしてみてください。
でも、まるっきりヘルプからとってきただけの表なので・・・ぜひとも一度、目を通しておいてくださいね。ヘルプ。

 >データベース全体について
 >テーブルについて
 >クエリについて
 >フォームやレポートについて
 >マクロについて
 >MS-Accessに取り込む(リンク、インポート)ことができるデータの種類
 >MS-Accessから吐き出す(エクスポート)ことのできるデータ形式

属性 最大値
データベース全体について
Access データベース (.mdb) ファイルのサイズ 2 GB からシステム オブジェクトに必要な領域のサイズを引いた値
データベースのオブジェクトの数 32,768
"HasModule/レコード保持" プロパティが [はい] に設定されたフォームおよびレポートを含むモジュールの数 1,000
オブジェクト名の文字数 64
パスワードの文字数 14
ユーザー名やグループ名の文字数 20
データベースを同時に使用できるユーザーの数 255
テーブルについて
テーブル名の文字数 64
フィールド名の文字数 64
テーブル内のフィールド数 255
開いているテーブルの数 2048 (Access 内部でテーブルを開いているため、実際の数値はこれよりも小さくなります。)
テーブルのサイズ 2 GB からシステム オブジェクトに必要な領域のサイズを引いた値
テキスト型フィールドの文字数 255
メモ型フィールドの文字数 ユーザー インターフェイスを使用してデータを入力するときには 65,535
データをプログラムで入力するときには文字格納領域は 1 GB
OLE オブジェクト型フィールドのサイズ 1 GB
テーブル内のインデックス数 32
インデックスのフィールド数 10
確認メッセージの文字数 255
入力規則の文字数 2,048
テーブルまたはフィールド説明の文字数 255
レコード内の文字数 (メモ型フィールドと OLE オブジェクト型フィールドは除外) 2,000
フィールド プロパティの設定の文字数 255
クエリについて
リレーションシップの設定数 1 つのテーブルにつき、32 からリレーションシップに含まれないフィールドまたはフィールドの組み合わせに対して設定されたインデックス数を引いた数
クエリのテーブル数 32
レコードセットのフィールド数 255
レコードセットのサイズ 1 GB
並べ替えの制限 1 つまたは複数のフィールド内では 255 文字
ネストしているクエリのレベルの数 50
クエリのデザイン グリッドのセル内の文字数 1,024
パラメータ クエリのパラメータの文字数 255
WHERE 句または HAVING 句内の AND の個数 99
SQL ステートメント内の文字数 約 64,000
フォームやレポートについて
ラベルの文字数 2,048
テキスト ボックスの文字数 65,535
フォームまたはレポートの幅 22 in. (55.87 cm)
セクションの高さ 22 in. (55.87 cm)
(デザイン ビューの) すべてのセクションとセクション ヘッダーの高さ 200 in. (508 cm)
ネストしているフォームまたはレポートのレベルの数 7
レポート内で並べ替えまたはグループ化に使用するフィールドまたは式の数 10
レポート内のヘッダーおよびフッターの数 レポート ヘッダー/フッター 1、ページ ヘッダー/フッター 1、グループ ヘッダー/フッター 10
レポート内の印刷されるページの数 65,536
フォームまたはレポートの存続期間中に追加できるコントロールおよびセクションの数 754
フォーム、レポート、またはコントロール (.mdb と.adp の両方) の RecordSource プロパティまたは Rowsource プロパティとして使用される SQL ステートメント内の文字の数 32,750
マクロについて
マクロ内のアクション数 999
条件の文字数 255
コメントの文字数 255
アクション引数の文字数 255


MS-Accessに取り込むことのできるデータ

データ ソース サポートするバージョンまたはファイル形式    
Access データベース 2.0、7.0/95、8.0/97、9.0/2000、10.0/Access 2002
Access プロジェクト 9.0/2000、10.0/Access 2002
dBASE III、IV、5、および 7 (7 の場合は、リンクに ISAM ドライバのアップデートが必要です。Microsoft テクニカル サポートから入手できます)
Paradox、Paradox for Microsoft Windows 3.x、4.x、5.0、および 8.0 (8.0 の場合は、リンクに ISAM ドライバのアップデートが必要です。Microsoft テクニカル サポートから入手できます)
Excel ワークシート 3.0、4.0、5.0、7.0/95、8.0/97、9.0/2000、および 10.0/Excel 2002
Lotus 1-2-3 ワークシート
(リンクの場合は読み取り専用)
.wks、.wk1、.wk3、および .wk4
Exchange すべてのバージョン
区切り記号付きテキスト ファイル すべての文字セット
固定幅テキスト ファイル すべての文字セット
HTML 1.0 (リストの場合)
2.0、3.x (テーブルまたはリストの場合)
XML 文書 すべてのバージョン
SQL テーブル、Visual FoxPro、および ODBC プロトコルをサポートするプログラムやデータベースからのデータ Visual FoxPro 2.x、3.0、5.0、および 6.x (インポートのみ)

サポートされる ODBC ドライバの最新情報については、Microsoft サポート技術情報を参照してください。


MS-Accessから吐き出す(エクスポート)ことのできるデータ形式

アプリケーション サポートするバージョンまたはファイル形式   
Access データベース 2.0、7.0/95、8.0/97、9.0/2000、10.0/Access 2002
Access プロジェクト 9.0/2000、10.0/Access 2002
dBASE III、IV、5、および 7 (7 の場合は、Borland Database Engine 4.x 以降が必要です。アップデートされたドライバは、Microsoft テクニカル サポートから入手できます)
Paradox、Paradox for Microsoft Windows 3.x、4.x、5.0、および 8.0 (8.0 の場合は、Borland Database Engine 4.x 以降が必要です。アップデートされたドライバは、Microsoft テクニカル サポートから入手できます)
Excel 3.0、4.0、5.0、7.0/95、8.0/97、9.0/2000、および 10.0/Excel 2002
Word、リッチ テキスト形式 すべて
Lotus 1-2-3 .wj2、.wk1、および .wk3 ファイル形式
区切り記号付きテキスト ファイル すべての文字セット
固定幅テキスト ファイル すべての文字セット
HTML および IDC/HTX 形式 1.0 (リストの場合)
2.0、3.x、4.x (テーブルまたはリストの場合)
Microsoft Active Server Pages すべて
XML 文書 すべて
SQL テーブル、Visual FoxPro、または ODBC プロトコルをサポートするアプリケーションとデータベース Visual FoxPro 3.0、5.0、および 6.x

サポートされる ODBC ドライバの最新情報については、Microsoft サポート技術情報を参照してください。

大まかな一覧です。これだけじゃ具体的なことはいまいちですよね。
それぞれ細かい注意点があるかと思いますので、必要な項目を中心にヘルプを参照してください。
ASPファイルをエクスポートできても、ASPを動かせるわけじゃあありませんからね・・・。当たり前ですが。。。

「データベースを同時に使用できる数」については、いろいろと承知しておかなければならないことがあります。
これは、別の機会にじっくりお話します。
上記の表は、MS-Accessのヘルプに掲載されている内容をそのまま転載しているのであって、あくまでも論理上の仕様です。
255人で同時にひとつのファイルを開いて使用できるというわけではありません。
また使用できないというわけでもありません。
RDBの世界では、もうちょっと違う視点を持たなければならないところですね。。。

【ファイル形式について---ちょっと思うこと、です】
MS-Access2002は、「2000ファイル形式」と「2002ファイル形式」という二つのフォーマットを持ってます。
これがどういうメリットなのか、まだあまりしっくりきてないんですけれど・・・。

たとえば、MS-Access97で作成したデータベースをMS-Access2000で開こうと思っても、そのまま開いて使うことはできません。
当たり前といえば当たり前なんですが、「MS-Access2000形式に変換」をしないと、使えません。
また、Visual Basic for Application(VBA)で記述したプロシージャ等は、再コンパイルしてチェックする必要があります。
これも当たり前のことですが・・・。
VBAっていうのはプログラム言語ですから、環境が変わればそれなりに注意は必要です。
MS-Accessはパソコンソフトで、mdbっていうのはパソコンのファイルです。
でも同時に小規模ながらもしっかりしたDBMSです。
バージョンが変われば、仕様も変わります。
私たちの目に見えてない内部的なところもいっぱい変わってます(要するに性能アップさせてるわけですよね。内部的には)でしょうからね。

なので、今までは、バージョンアップをしたら、以前のバージョンで作ったデータベースは「現バージョン形式に変換」をして、プロシージャ類はソースをひとつひとつ確認してエラー箇所を修正してコンパイルして・・・という作業をしていました。繰り返しますがこれはバグでもなんでもなく、当たり前のことなのです。
でも今回、2000で作成したデータベースは、そのまんま2002で開くことができます。
っていうか、2002なのに、起動して一番最初の「デフォルト状態」が、「2000ファイル形式」です。
超ややっこし〜。
これからずっと、こういうスタイルをとるのかしら・・・。

確かに、ユーザーがいちいちバージョンだのなんだのを気にしないと使っていけないようではいけないのかもしれないけれど、でもどんなもんでも、時代にニーズに合わせてどんどん性能アップしていくもんで、「自分が使用しているものが、いったいどのレベルのものなのか」を、多少知っておかないと、返ってまずいんじゃないかなぁ・・って、なんとなくそんなことを思いました。

今までは、Access97で作ったものは2000で編集することができなく、複数のバージョンが混在している会社さんなんかだとバージョン管理が大変だ〜なんてケースもあったかもしれないから、今後、「異なるバージョンでもそんなの気にしないでデータベースを開くことができる」っていうシステムをずっと貫き通せるなら、それも便利なのかもしれません。
でも、ひとりひとりが異なる使い方を自由に選択できる「パーソナルコンピュータ」の世界では、やっぱり、「どういう環境で、どのバージョンを使用しているのか」って、とっても大切なことだと思います。ご自身が使用してるパソコンのWindowsの種類とMS-Access(MS-Officeかな)のバージョン、常に心の奥にしまっておくようにしましょうね。