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 MS-Access2000超入門部屋--絞込みの仕組み(初級)
 [まずは基本となるフォーム作り]   [クエリーを使う場合1] [2]   [フィルタを活用する場合]   [コンボボックスに変更] 



■クエリを使う

では、できあがった「基本となるフォーム」をもとにして、絞込みの仕組みを作ってみましょう。

クエリーを新規に作成します。
フォームは開いたままでオッケーですよ。あるいは下のほうに「最小化」して潜めておくとか。

っていうか、開いてた方が都合がよいので・・・

Forms![
見やすいフォーム]![へのへのもへじ]を使ったクエリーを作りますからね。できれば閉じないでどっかに広げておいてください。

フォームが出っぱなしでも、データベースウィンドウは操作できると思うんで、画面の中のスペースやりくりしながら作業を進めてくださいね。

で、クエリーを新規作成します。「デザインビュー」で作りましょう。

みなさん、クエリの基本的な作り方はオッケーでしょうか???

 上の図のように、左側の「クエリ」ってとこがクリックされてる状態で
 上の方の「新規作成」ってボタンクリックして
 出てきたちっちゃい画面の中から「デザインビュー」を選んでOKして
 出てきた「テーブルの表示」っていうウィンドウから、元にするテーブルを選ぶのです。


こんなのはもうへのかっぱですよね。で、選ぶテーブルは「テストのテーブル」です。要するにさっき作ったやつ。
で、フィールドを
4つとも選びます。

ココがミソ。「グループ」フィールドの抽出条件欄に、前のページで確認した、テキストボックスの名前を入力します。
ここは「見やすいフォーム」の中ではなくて、クエリの中なんで、よそからテキストボックスを参照するときは・・・・。

Forms![見やすいフォーム]![へのへのもへじ]

ですね。えっ!もう忘れちゃったんですか!!!おんどりゃーなめとんのかー!!!思い出さんかうりゃー!!

・・・すいません。取り乱しました。

なんか、勝手に、Formsにもカギカッコがつきますけど、これはまあクエリーの都合ですんで気にしない気にしない。
フォーム名とかテキストボックス名が間違ってなければとりあえずオッケーです。


ちょいとばかり操作しにくいですが・・・テストですから我慢してくださいね。

さっき作ったフォームのテキストボックス「へのへのもへじ」と、このクエリーの抽出条件がちゃんとあってないと空回りしちゃいますからね。
Forms![見やすいフォーム]![へのへのもへじ]って、下の図の赤い四角枠のテキストボックスのことですよ。
正確には、このテキストボックスの中に入力された文字列のことを指します。

じゃ、そっと、慎重に、「へのへのもへじ」テキストボックスの中に、グループのうちのひとつを入力してみましょう。
わたしはまず
TOKIOからいこうかな。

入力したら、いちおう一回Enterキーを押してください。
おまじない、ってわけじゃないですけど、
Enterキーを押して他のとこにカーソルが移動したり、他のとこクリックしてカーソルが移動したとき、テキストボックスの中の入力が完了したとみなされます。これやらないと、Accessは、TOKIOKAかもしれないし、TOKIORIかもしれないし・・・まだ入力が途中かしら???と考えて、テキストボックスの中身はまだ空っぽ、という判断をしてしまいます。よく考えてみればあたりまえのことですよね。なので、Enterキーを押して、入力が完了したことを強く意思表示しましょう!


入力できたら、そっとそっとクエリーのウィンドウの方を手前に持ってきて、データシートビューに切り替えてみましょう。要するに今の状態で、クエリーを実行して開いてみようってわけです。データシートビューへ切り替えるのは、左上のツールボタンでしたよね。

さて、どうなるかな・・・・。

すると、どうでしょう。

とりあえず、クエリーの能力としては、目的を達成できてそうですね。絞り込んだ結果が表示されてますか?

この時点でなーんにも出てきてないとかいう場合は、十中八苦「グループに対する抽出条件がおかしい」んだと思われます。
なんかダイアログボックスみたいなのが出てきたりしてる方は、もう一度抽出条件を確認してくださいね。

おっしゃ♪


ということで、じゃあ今度はV6のデータを・・・と思って、テキストボックスの中身書き換えてみたんですけど、

あれ、クエリーの中身、変わんないな・・・。

と、ココ、とっても大切なとこです。

クエリーの検索条件、抽出条件は自由に変更することができますけれど、左のようなデータシートビューや、フォームっていうものは、「開いたときの状態」を保持します。開いたとき、TOKIOで抽出しているので、このデータシートビューをいったん閉じてもう一度開きなおさないと・・・つまり、もう一回クエリーを実行しないと、V6の抽出結果を表示しないのです。

こういうのを「再クエリー」っていいます。


青い三角定規ボタンをクリックして、いったんデザインビューに戻って・・・・。

で、改めてまたデータシートビューに切り替えると・・・・。新しい抽出条件でちゃんと表示されるでしょう?

こういうことをちょっとばかり考慮しないといけないので、この辺、押さえておいてくださいね。

さらに・・・・。もし、テキストボックスが空っぽだったら・・・。あれ、結果は1件も返ってきません。あれま。なんで???

そりゃそうか・・・だって、「グループの入力がされてない人」を探すことになります。これだと・・・。空っぽだったら全件出してもらいたいとこですけど、そんなのはわたしたちの都合でコンピュータにはわかりませんよね。こういうことも考えないといけないです。

これもあとあといろいろ引っかかってくると思うんで、ちょっと承知しといてくださいね。